トヨタ・オーパ
トヨタ自動車のハッチバック型乗用車
(トヨタ・Opaから転送)
オーパ(Opa)は、トヨタ自動車が生産・販売していたハッチバック型[注 1]の乗用車である。
トヨタ・オーパ ZCT1#/ACT10型 | |
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前期型(2000年5月 - 2002年6月) | |
後期型(2002年6月 - 2005年8月) | |
リア | |
概要 | |
製造国 | 日本(愛知県豊田市) |
販売期間 | 2000年5月 - 2005年8月 |
設計統括 | 堀重之 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック[注 1] |
駆動方式 | FF/4WD |
プラットフォーム | トヨタ・MCプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
1ZZ-FE型 1.8L 直4 FF 136PS→132ps 4WD 125PS 1AZ-FSE型 2.0L 直4 152PS |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,700mm |
全長 | 4,250mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,525mm |
車両重量 |
1,210kg(a:AT1.8) 1,260kg(i:CVT2.0) 1,310kg(a:4WD) |
概要
編集V50型ビスタ/ビスタアルデオをベースとした、極めてリアオーバーハングの短いハッチバックである[注 2]。室内長2,025mmを確保し[1]、コラムシフト化されウォークスルーも可能、リアシートにはシートスライドを持たせることによってより広々とした車内空間を体感することができる[2]。また、前期モデルではシート色を前後席で別色とする試みも行なわれた[3]。
なお、トヨタとしては初めてCVTを搭載したモデルでもある(後述)。
見た目はステーションワゴンに近いが、トヨタではハッチバックとしての扱いであったため、ユーザーには中途半端なイメージとして捉えられ、販売は不振で一代限りのモデルとなった。
型式 ZCT1#/ACT10型(2000年-2005年)
編集- 1999年10月20日 - 11月3日にかけて開催された(一般公開は10月23日から)の「第33回東京モーターショー」でコンセプトカーとして登場。
- 2000年
- 2001年
- 1月10日 - 特別仕様車「ナビセレクション」が登場。ボディカラーに、「ペールローズメタリックオパール」と「ブルーマイカメタリック」を追加。
- 8月2日 - シート素材の質感など一部装備を充実させ一部改良。2.0 L車で好評だった「i」Sパッケージを1.8 L車にも展開。
- 2002年6月10日 - マイナーチェンジ[4]。
- それまで別色だった前後席のシートを同色に変更。センタークラスターなど内装のデザインを一新し、装備の質感も向上。ワンタッチパワーウインドウ、ブレーキアシストを全車標準装備。外装はグリル、ランプ類に新デザインを採用し、「i」Sパッケージにはディスチャージヘッドライト(マニュアルレベリング機能付)[注 3]を標準装備。全車「平成22年燃費基準」を先行してクリアすると同時に、1.8L車は「超-低排出ガス車」を取得。
車名の由来
編集- ポルトガル語の「驚き」を表す感嘆詞から[2]。
販売チャネル
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “オーパの挑戦と挫折 儚く散ったトヨタらしからぬ意欲作!!【偉大な生産終了車】”. ベストカー. (2020年5月29日)
- ^ a b “乗ったら思わずビックリ!? 絶滅危惧車のオーパをチェックせよ!”. 日刊カーセンサー. (2018年10月27日)
- ^ “時代を先取りしすぎた?ピープルムーバーたち【懐かしのカーカタログ】”. レスポンス. (2020年9月12日)
- ^ “トヨタ、オーパをマイナーチェンジ” (2002年6月10日). 2025年1月1日閲覧。
- ^ “オーパ”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月10日). 2020年1月10日閲覧。
- ^ “オーパ(トヨタ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月10日). 2020年1月10日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第47号19ページより。