トニー・コフィ

イギリスのジャズ・サックス奏者

トニー・コフィTony Kofi1966年7月10日 - )は、イギリスジャズサックス奏者にしてフルート奏者。彼はトリオとカルテットを率いているほか、モンク・リベレーション・バンドの共同創設者でもある[1][2]。彼のトリオには、ドラマーのウィンストン・クリフォードと、ハモンドB3のオルガン奏者アンダース・オリンダーが在籍する[3]。コフィはSpecific Jazzというレーベルと契約している[4]。BBCジャズ・アワードを2回受賞。それは、2008年のベスト・インストゥルメンタリスト賞と、2005年のアルバム『All Is Know』によるベスト・アルバム賞である[5][6]。コフィは、1998年にグランド・ユニオン・オーケストラに参加して以来、著名な演奏家となっている[7]。2021年5月、コフィはBBCラジオ4に出演し、その生い立ちと、サックスを始めるきっかけとなった人生を変える出来事について語った[8]

トニー・コフィ
Tony Kofi
基本情報
生誕 (1966-07-10) 1966年7月10日(58歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド ノッティンガムシャーノッティンガム
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 サクソフォーン、フルート
活動期間 1991年 -
レーベル Specific Jazz、The Last Music Company
共同作業者 ジャズ・ウォーリアーズ、モンク・リベレーション・バンド、ワールド・サキソフォン・カルテット、グランド・ユニオン・オーケストラ

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • Plays Monk: All Is Know (2004年、Specific Jazz)
  • Future Passed (2006年、Specific Jazz)
  • The Silent Truth (2008年、Specific Jazz)
  • For the Love of Ornette (2011年、Jazzwerkstatt) ※with ジャマラディーン・タクマ
  • 『ポイント・ブランク』 - Point Blank (2018年、The Last Music Company)
  • Another Kind Of Soul (2020年、The Last Music Company) ※ライブ

ソース:[9]

脚注

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  1. ^ Xintiandi and All That Jazz”. Shanghai Daily News. 2008年4月11日閲覧。
  2. ^ Hewett, Ivan (2007年11月15日). “Getting in the Monk Habit”. London. https://www.telegraph.co.uk/arts/main.jhtml?xml=/arts/2007/11/15/bmmonk115.xml 2008年4月11日閲覧。 
  3. ^ Walters, John L. (June 8, 2006). “Tony Kofi”. London. http://arts.guardian.co.uk/reviews/story/0,,1792798,00.html 2008年4月11日閲覧。 
  4. ^ Gelly, Dave (August 22, 2004). “Tony Kofi Quartet Plays Monk”. London. http://arts.guardian.co.uk/reviews/observer/story/0,,1288001,00.html 2008年4月11日閲覧。 
  5. ^ BBC - Music - Jazz Awards 2008”. www.bbc.co.uk. 2020年10月14日閲覧。
  6. ^ BBC - Press Office - Fifth BBC Jazz Awards winners”. www.bbc.co.uk (2005年7月4日). 2020年10月14日閲覧。
  7. ^ Tony Kofi - Grand Union Orchestra”. grandunion.org.uk. 2020年10月14日閲覧。
  8. ^ Life Changing - The near-death experience that made me a musician”. www.bbc.co.uk. 2021年5月20日閲覧。
  9. ^ Tony Kofi | Album Discography”. AllMusic. 1 March 2019閲覧。

外部リンク

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