トゥモロー・ネバー・ノウズ (アルバム)
『トゥモロー・ネバー・ノウズ』(Tomorrow Never Knows)は、ビートルズのコンピレーション・アルバムである。2012年7月24日にiTunes Store限定で配信が開始された。
『トゥモロー・ネバー・ノウズ』 | ||||
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ビートルズ の コンピレーション・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1964年 - 1970年 | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | ||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
後述を参照 | ||||
ビートルズ アルバム 年表 | ||||
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概要
編集ビートルズのコンピレーション・アルバムとしては、2009年発売の『パスト・マスターズ』『モノ・マスターズ』以来約3年ぶりで、配信というフォーマットでは初となる。
本作は、ビートルズの公式発表曲の中から、ハードなものからサイケデリック調のロック・ナンバーを集めたコンピレーション・アルバムとなっており[2]、鋳型としては1976年発売の『ロックン・ロール・ミュージック』と同様である。アップル・コア、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターに加え、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンの遺産の管理団体の承認を得てiTunes Store限定で配信された。
本作のプレス・リリースで、リンキン・パークのメンバーであるマイク・シノダは、「僕らのバンドの曲をレコーディングする時に使用する方法のほとんどは、ビートルズから学んだもの。直接的にも間接的にもビートルズはアルバムのレコーディング方法のひな型を生み出して、音楽界を変革した。」とコメントしている[3][4]。
イギリスでは2012年8月4日付の全英アルバムチャートで最高位44位[5]、アメリカでは8月11日付のBillboard 200で最高位24位を獲得した[6]。
収録曲
編集特記を除き、作詞作曲はレノン=マッカートニーによるもの。
# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
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1. | 「レボリューション」(Revolution) | ジョン・レノン | ||
2. | 「ペイパーバック・ライター」(Paperback Writer) | ポール・マッカートニー | ||
3. | 「アンド・ユア・バード・キャン・シング」(And Your Bird Can Sing) | ジョン・レノン | ||
4. | 「ヘルター・スケルター」(Helter Skelter) | ポール・マッカートニー | ||
5. | 「サボイ・トラッフル」(Savoy Truffle) | ジョージ・ハリスン | ジョージ・ハリスン | |
6. | 「アイム・ダウン」(I'm Down) | ポール・マッカートニー | ||
7. | 「アイヴ・ゴット・ア・フィーリング (Naked Version)」(I've Got A Feeling (Let It Be...Naked Version)) |
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8. | 「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」(Back In The U.S.S.R.) | ポール・マッカートニー | ||
9. | 「ユー・キャント・ドゥ・ザット」(You Can't Do That) | ジョン・レノン | ||
10. | 「イッツ・オール・トゥ・マッチ」(It's All Too Much) | ジョージ・ハリスン | ジョージ・ハリスン | |
11. | 「シー・セッド・シー・セッド」(She Said She Said) | ジョン・レノン | ||
12. | 「ヘイ・ブルドッグ」(Hey Bulldog) | ジョン・レノン | ||
13. | 「トゥモロー・ネバー・ノウズ」(Tomorrow Never Knows) | ジョン・レノン | ||
14. | 「ジ・エンド (Anthology 3 Version)」(The End (Anthology 3 Version)) | ポール・マッカートニー | ||
合計時間: |
チャート成績
編集チャート (2012年) | 最高位 |
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オーストラリア (ARIA)[7] | 34 |
オーストリア (Ö3 Austria)[8] | 34 |
ベルギー (Ultratop Flanders)[9] | 23 |
ベルギー (Ultratop Wallonia)[10] | 29 |
カナダ (Billboard)[11] | 15 |
デンマーク (Hitlisten)[12] | 17 |
イタリア (FIMI)[13] | 35 |
ニュージーランド (RMNZ)[14] | 37 |
ノルウェー (VG-lista)[15] | 22 |
UK アルバムズ (OCC)[5] | 44 |
US Billboard 200[6] | 24 |
脚注
編集出典
編集- ^ Stephen Thomas Erlewine. Tomorrow Never Knows - The Beatles | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年4月11日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ、ニュー・アルバム『トゥモロー・ネバー・ノウズ』iTunesでリリース”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2012年7月25日). 2019年8月26日閲覧。
- ^ “ビートルズの新作コンピ盤『トゥモロー・ネバー・ノウズ』がiTunesで限定発売”. マイナビニュース. マイナビ (2012年7月26日). 2019年9月4日閲覧。
- ^ Cashmere, Paul. “Linkin Park’s Mike Shinoda Talks Beatles”. www.noise11.com. The Noise Network. 2019年9月4日閲覧。
- ^ a b "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2020年9月2日閲覧。
- ^ a b “Billboard 200 Chart”. Billboard (2012年8月11日). 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Australiancharts.com – The Beatles – Tomorrow Never Knows". Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Austriancharts.at – The Beatles – Tomorrow Never Knows" (in German). Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Ultratop.be – The Beatles – Tomorrow Never Knows" (in Dutch). Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Ultratop.be – The Beatles – Tomorrow Never Knows" (in French). Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ “The Beatles Chart History (Canadian Albums)”. Billboard. 2022年10月7日閲覧。
- ^ "Danishcharts.com – The Beatles – Tomorrow Never Knows". Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Italiancharts.com – The Beatles – Tomorrow Never Knows". Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Charts.org.nz – The Beatles – Tomorrow Never Knows". Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Norwegiancharts.com – The Beatles – Tomorrow Never Knows". Hung Medien. 2020年9月2日閲覧。