トゥマコの聖体の奇跡
概要
編集1906年1月31日、エクアドルとコロンビアの沿岸地域で激しい地震と津波が発生し、1,000人が死亡した。コロンビアのトゥマコでは激しい地震が発生した。住民は約10分間の強い地震を感じ、津波が迫っていた。教区司祭のジェラルド・ラロンド神父とジュリアン神父は、住民とともに祝福された聖餐式の聖体顕示台を掲げ、行列を組んで海岸に向かった。巨大な津波が来た瞬間、ラロンド神父は掲げていた聖体顕示台で十字架の印をした。その後、波が止まり海面は正常に戻った。聖体顕示台に触れることなく後退した[1][2]。
奇跡の記憶
編集トゥマコの奇跡については、世界中で多くのことが語られた。ラロンド神父もヨーロッパ大陸からの祈りを要請する多くの手紙を受け取っていた。 トゥマコのすべての人々は「波の奇跡」として知られるこの出来事を覚えている[2][3]。
脚注
編集- ^ a b “Il miracolo eucaristico che salvò un’isola colombiana da uno tsunami”. ChurchPOP (2019年12月23日). 2022年6月20日閲覧。
- ^ a b “Tumaco, 1906”. Miracoli Eucaristici. 2022年6月20日閲覧。
- ^ “Nella Giornata Mondiale per la Presa di Coscienza sugli Tsunami, si ricorda un miracolo eucaristico in Colombia che salvò la popolazione di Tumaco nel 1906”. Aleteia (2020年11月7日). 2022年6月20日閲覧。
外部リンク
編集- Miracoli Eucaristici(聖体の奇跡) - カルロ・アクティス製作のサイト