マーベル・トイ
(トイ・ビズから転送)
マーベル・トイ(英: MARVEL toys)は、かつてカナダに存在していたマーベル・エンターテインメント(現在はウォルト・ディズニー・カンパニー傘下)の玩具製造部門(子会社)である。以前はトイ・ビズ(英: Toy Biz)であった。2007年に解散。
以前の社名 | トイ・ビズ |
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元の種類 | 子会社 |
事業分野 | 玩具の製造、販売。 |
後継 | マーベル・エンターテインメント |
設立 | 1988年 |
解散 | 2007年 |
本社 | |
ブランド | マーベル |
所有者 | マーベル・エンターテインメント(ウォルト・ディズニー・カンパニー) |
親会社 | マーベル・エンターテインメント(ウォルト・ディズニー・カンパニー) |
概要
編集当初、トイ・ビズはマーベル・コミックではなく、DCコミックスのおもちゃを製造する契約を結んでいたが、1990年代にマーベル・コミックとの契約を取得した。そのため、マーベル・トイと改めたが、マーベルがトイ・ビズに投資した直後の1996年にマーベルが破産したため[1]、トイ・ビズは1998年にマーベルを買収し、マーベル・エンタプライズと改名した。その後、現在のマーベル・エンターテインメントになった[2][3]。
2007年、マーベル・トイはライセンスの問題で閉鎖。翌年の2008年8月31日にはウォルト・ディズニー・カンパニーによって買収され[4][5][6]、マーベル・エンターテインメントとその子会社の権利をディズニーが有した。
事件
編集→「トイ・ビズ社対アメリカ合衆国事件」を参照
歴史
編集- 1988年にトイ・ビズとして設立[7]。
- 1990年、DCコミックスからマーベル・コミックのキャラクターを製造するためのライセンスを取得し、主にキャプテン・アメリカ、デアデビル、ドクター・ドゥーム、ドクター・オクトパス、ハルク、スパイダーマンなどの人気キャラクターなどの玩具を製作。
- 1991年、X-メンに基づいた最初のシリーズを発売。
- 1993年合併、同社マーベルはトイ・ビズの株式取得となり主要株主となった。トイ・ビズもマーベル・トイに社名変更。
- 1996年12月27日にマーベルは破産を発表。
- 1998年にマーベル・トイは、分散したマーベル・エンターテインメントを買収[8]。
- 2007年に他社との独占的なライセンスへの玩具生産元を変更する事にし、2007年にマーベル・トイは解散となった。
脚注
編集- ^ Cain, Áine (2019年8月20日). “廃業寸前から復活した5つのブランド”. www.businessinsider.jp. 2019年12月29日閲覧。
- ^ Williams, Trey (2018年4月29日). “How Marvel Bounced Back From Bankruptcy to Become Hollywood’s Biggest Brand”. SFGate. 2019年12月29日閲覧。
- ^ Norris, Floyd (1997年4月29日). “Marvel Proposes a Merger With Toy Biz” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2019年12月29日閲覧。
- ^ “ディズニーがアメコミ大手の「マーベル」を3700億円で買収 買収合併”. 不景気.com (2009年9月2日). 2019年12月29日閲覧。
- ^ “マーベル株主総会で ディズニーへ売却にゴーサイン”. アニメ!アニメ!ビズ (イード). (2010年1月3日) 2019年12月29日閲覧。
- ^ “ディズニー 米国最大のコミックス会社マーベル買収発表”. アニメ!アニメ! (イード). (2009年9月1日) 2019年12月29日閲覧。
- ^ “History of Toy Biz, Inc.”. FundingUniverse. 2019年12月29日閲覧。
- ^ “Toy Biz to control Marvel”. money.cnn.com (Jun. 29, 1998). 2019年12月29日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Marvel Toys - ウェイバックマシン(2007年10月31日アーカイブ分)