トイレキッズ
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『トイレキッズ』は、1992年3月6日にメディアリングから発売されたPCエンジン用のシューティングゲーム。
ジャンル | 縦スクロールシューティング |
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対応機種 | PCエンジン |
開発元 | ビッツラボラトリー |
発売元 | メディアリング |
プロデューサー |
松木吉彦 菅原尚志 |
ディレクター | 井関靖典 |
デザイナー | さとうひろ |
プログラマー | POMOO PETARO |
音楽 | T's MUSIC |
美術 | HAGICHAN |
人数 | 1人 |
メディア | 4メガビットHuCARD[1] |
発売日 |
1992年3月6日 |
その他 | 型式:MR92005 |
概要
編集排便、尻、糞便、尿、性器など、肛門期的モチーフが盛り込まれた低年齢向けシューティングゲーム。「サンポール」、「ブルーレット」といった実在のトイレ用品がコラボレーションアイテムとして正式に作中に使用されており、エンディングには小林製薬、アース製薬、ライオン、大日本除虫菊などの名前が並んでいる。
ストーリー
編集主人公の大介はオムツが取れない3歳児。ある日トイレに行ったところ、子供のオムツ離れを阻む「ウンピ大王」によってトイレに引きずり込まれてしまう。大介はウンピ大王を倒してオムツから卒業すべく、友達の花子とともに戦いを挑む。
スタッフ
編集評価
編集評価 | ||||||||||||
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- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計26点(満40点)[2]、『月刊PCエンジン』では70・70・65・80・75の平均72点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.68点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で424位(485本中、1993年時点)となっている[1]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では「プレイしているだけで臭い」、「全編が下ネタであふれているシューティング。キャラも下品を極めている」と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.00 | 2.91 | 3.32 | 3.05 | 2.68 | 3.68 | 18.68 |
- ゲーム本『悪趣味ゲーム紀行』(1999年、マイクロデザイン出版局)では、「(ストーリーに関して)こういうことは誰もが考えても普通やらないことをあえてやってしまった所に価値があると思いますが、常識で考えて会社に理性があるならまず止めます。一体誰がこれをやろうと言い出したんでしょうか」、「(タイアップに関して)後にも先にもこんな会社とタイアップかけるゲームはこれだけじゃないでしょうか。一体なんのメリットがあったんでしょう、発売時にはサンポールにゲームの広告でも入っていたんでしょうか。全くこれだけの行動力が何故ゲームの内側に向かなかったんでしょうか」、「メディアリングといったらあの『ゼロヨンチャンプ』の会社です。操作からして既存のレースゲームの束縛から解放されたかのような自由な発想が素晴らしいゲームだったのですが、新鮮な発想が暗黒面に向かっていったのがこのゲームなのでしょうか」と評している[3]。
参考文献
編集- 太田出版『超クソゲーVR』(多根清史、阿部弘樹、箭本進一著)44ページから47ページ
脚注
編集- ^ a b c d e 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、86頁。
- ^ a b “トイレキッズ まとめ [PCエンジン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2018年9月1日閲覧。
- ^ a b がっぷ獅子丸「第3便★トイレキッズ」『悪趣味ゲーム紀行』マイクロデザイン出版局、1999年1月5日、28 - 31頁。ISBN 9784944000814。