デ・ハビランド ジプシー・トゥエルブ
デ・ハビランド ジプシー・トゥエルブ(de Havilland Gipsy Twelve)は、1937年にデ・ハビランド エンジン社により開発された英国の航空機用エンジンである。約95基が製造され、英空軍機に搭載されたものは「ジプシー・キング」の名称で知られていた。
搭載機
編集展示中のエンジン
編集デ・ハビランド ジプシー・トゥエルブはサイエンス・ミュージアムに展示されている。
要目
編集(ジプシー・キングI)Lumsden[1]より
- タイプ:空冷 60度 倒立V型エンジン 12気筒
- ボア×ストローク:118 mm (4.646 in) × 140 mm (5.512 in)
- 排気量:18.3 L (1121.3 cu in)
- 全長:2098 mm (82.6 in)
- 全幅:800 mm (31.5 in)
- 全高:950 mm (37.4 in)
- 乾燥重量:480 kg (1,058 lb)
- 動弁機構:OHV
- スーパーチャージャー:1速
- 燃料種別:87 オクタン ガソリン
- 冷却方式:空冷
- 減速ギヤ:平歯車、減速比0.667:1
- 馬力:425 hp / 2,450 rpm / 0 psi boost(最長5分間)
- 排気量馬力:0.75 hp/in³ (34.1 kW/L)
- 圧縮比:6 : 1
- 馬力重量比:0.4 hp/lb
関連項目
編集出典
編集脚注
編集- ^ Lumsden 2003, p.147
参考文献
編集- Lumsden, Alec. British Piston Engines and their Aircraft. Marlborough, Wiltshire: Airlife Publishing, 2003. ISBN 1-85310-294-6.
外部リンク
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