デリック・ヘンリー

アメリカンフットボール選手、ランニングバック

デリック・ラマー・ヘンリー・ジュニアDerrick Lamar Henry Jr., 1994年1月4日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ユーリー英語版出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLボルチモア・レイブンズに所属している。ポジションはランニングバック

デリック・ヘンリー
Derrick Henry
refer to caption
テネシー・タイタンズでのヘンリー
(2022年)
ボルチモア・レイブンズ
ポジション ランニングバック
生年月日 (1994-01-04) 1994年1月4日(31歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州ユーリー英語版
身長: 6' 2" =約188cm
体重: 247 lb =約112kg
経歴
高校 ユーリー高等学校
大学 アラバマ大学
NFLドラフト 2016年 / 2巡目全体45位
所属歴
2016-2023 テネシー・タイタンズ
2024- ボルチモア・レイブンズ
受賞歴・記録
オールプロ選出(計3回)
1st(1回)

2020

2nd(2回)
2019, 2024
プロボウル選出(5回)
2019, 2020, 2022 - 2024
その他受賞・記録
  • NFL最優秀攻撃選手賞 (2020)
  • 2× NFLシーズン最多ラン獲得ヤード (2019, 2020)
  • 2× NFLシーズン最多ラッシングTD (2019, 2020)
  • CFPナショナルチャンピオン (2015)
  • ハイズマン賞 (2015)
  • マックスウェル賞 (2015)
  • ドーク・ウォーカー賞 (2015)
  • ウォルター・キャンプ賞 (2015)
  • アンアニマスオールアメリカン (2015)
  • SEC最優秀攻撃選手賞 (2015)
  • オールSECファーストチーム (2015)

NFL記録

  • 99ヤードのラッシングTD (タイ記録)
  • 200ラン獲得ヤード以上を記録した最多試合数:6 (タイ記録)
NFL 通算成績
(2024年終了時点)
ラン獲得ヤード 11,423
平均ラン獲得ヤード 4.9
ラッシングTD 106
レシーブ数 174
レシーブ獲得ヤード 1,651
レシービングTD 5
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴

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プロ入り前

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フロリダ州ユーリーで生まれ育つ。ユーリー高校時代、通算ラッシングヤードで12,124ヤードを記録し、ハイスクールフットボールの新記録を樹立した。アラバマ大学進学後、カレッジフットボールのアラバマ・クリムゾンタイドでプレーをした。3年次の2015年、ハーシェル・ウォーカーが持っていたシーズンラッシングヤード記録を更新する2,219ヤードを記録し、2015年のハイズマン賞ドーク・ウォーカー賞マクスウェル賞ウォルター・キャンプ賞を獲得した。

テネシー・タイタンズ

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2016年NFLドラフトで2巡目(全体45位)でテネシー・タイタンズに指名され、入団。

2018年12月6日、ジャクソンビル・ジャガーズ戦にてNFLタイ記録となる99ヤードタッチダウンを記録する[1]

2019年は、ラッシングヤード(1,540)とラッシングタッチダウン数(16)でリーグ1位の成績となった(グリーンベイ・パッカーズアーロン・ジョーンズと同数)。シーズン後、4年5,000万ドルで契約に合意した[2]

2020年、再びラッシングヤード(2,027)とタッチダウン(17)でリーグ1位となり、またNFL史上8人目となるシーズン2,000ヤード超えを果たした[3]。この年、AP通信最優秀攻撃選手を得た。

2021年は足の骨を折って9試合を欠場した。ポストシーズンで復帰を果たしたものの、シンシナティ・ベンガルズへの敗戦によってシーズンを終えた[4]

ボルチモア・レイブンズ

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2024年3月12日、8シーズンを過ごしたタイタンズを離れ、ボルチモア・レイブンズと2年1,600万ドルの契約で合意した[5]


人物

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MLSナッシュビルSCの少数株主になっている。

詳細情報

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年度別成績

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レギュラーシーズン

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年度 チーム
/
背番号
試合 ラン レシーブ ファンブル
出場 先発 回数 獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
最長
ヤード
TD 回数 獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
最長
ヤード
TD ファン
ブル数
ロスト
2016 TEN
22
15 2 110 490 4.5 22 5 13 137 10.5 29 0 0 0
2017 16 2 176 744 4.2 75T 5 11 136 12.4 66T 1 1 0
2018 16 12 215 1,059 4.9 99T 12 15 99 6.6 21 0 1 1
2019 15 15 303 1,540 5.1 74T 16 18 206 11.4 75T 2 5 3
2020 16 16 378 2,027 5.4 94T 17 19 114 6.0 53 0 3 2
2021 8 8 219 937 4.3 76T 10 18 154 8.6 16 0 1 0
2022 16 16 349 1,538 4.4 56 13 33 398 12.1 69 0 6 3
2023 17 17 280 1,167 4.2 69 12 28 214 7.6 46 0 0 0
2024 BAL
22
17 17 325 1,921 5.9 87T 16 19 193 10.2 27 2 3 1
NFL:9年 136 105 2,355 11,423 4.9 99T 106 174 1,651 9.5 75T 5 20 10
  • 2024年度シーズン終了時
  • 太字は自身最高記録
  • NFL最優秀攻撃選手賞受賞年
  • は各年度のリーグ最高記録
  • はNFL記録

ポストシーズン

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年度 チーム 試合 ラン レシーブ ファンブル
出場 先発 回数 獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
最長
ヤード
TD 回数 獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
最長
ヤード
TD ファ
ンブ
ル数
ロスト
2017 TEN 2 2 35 184 5.3 35T 1 5 56 11.2 29 0 1 0
2019 3 3 83 446 5.4 66 2 5 21 4.2 22 0 0 0
2020 1 1 18 40 2.2 8 0 3 11 3.7 7 0 0 0
2021 1 1 20 62 3.1 9 1 0 0 0.0 0 0 0 0
2024 BAL 2 2 42 270 6.4 44T 3 0 0 0.0 0 0 0 0
9 9 198 1,002 5.1 66 7 13 88 6.8 29 0 1 0
  • 2024年度シーズン終了時
  • 太字は自身最高記録

関連項目

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脚注

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  1. ^ NFL史上タイ記録! タイタンズRBヘンリーが99ヤードのタッチダウン”. NFL Japan (2020年12月7日). 2021年1月7日閲覧。
  2. ^ タイタンズがラッシングキングRBヘンリーと4年53億円の契約に合意”. NFL Japan (2020年7月16日). 2021年1月7日閲覧。
  3. ^ タイタンズRBヘンリーが2,000ラッシングヤード超えを達成”. NFL Japan (2021年1月4日). 2021年1月7日閲覧。
  4. ^ 昨季のケガとプレーオフでの不完全燃焼を「発奮材料」にするタイタンズRBヘンリー”. NFL JAPAN (2022年6月15日). 2025年2月17日閲覧。
  5. ^ レイブンズが元タイタンズRBデリック・ヘンリーと2年約24億円の契約へ”. NFL JAPAN (2024年3月13日). 2025年2月17日閲覧。

外部リンク

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