デス・ゲーム2025
『デス・ゲーム2025』(Futuresport)は、1998年のアメリカ合衆国のSFテレビ映画。アーネスト・ディッカーソン監督、ディーン・ケイン、ヴァネッサ・ウィリアムス、ウェズリー・スナイプス出演。アメリカでは、1998年にABCで放送された。日本では、1999年10月8日にVHSが発売された[1]。
デス・ゲーム2025 | |
---|---|
Futuresport | |
監督 | アーネスト・ディッカーソン |
脚本 | ロバート・ヒューイット・ウルフ |
原案 |
スティーヴ・デ・ジャーナット ロバート・ヒューイット・ウルフ |
製作 |
デヴィッド・ローセル ウェズリー・スナイプス |
製作総指揮 |
デボラ・ラフィン マイケル・ヴァイナー ロン・ジスキン |
出演者 |
ディーン・ケイン ヴァネッサ・ウィリアムス ウェズリー・スナイプス |
音楽 | スチュワート・コープランド |
撮影 | ジョナサン・フリーマン |
編集 | スティーヴン・ラヴジョイ |
製作会社 |
エイメン・ラ・フィルムズ ニュー・スター・メディア |
配給 |
ABC(テレビ放映) コロンビア・トライスター・ピクチャーズ(ソフト発売) |
公開 | 1998年10月(テレビ放映) |
上映時間 | 87分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
ストーリー
編集2025年、ハワイ独立革命が過激さを増す中で、独立の中心組織「HLO(ハワイ解放機構)」のリーダーであるエリック・サイスが姿を消したため、電流が流れるボールを使って行う「フューチャースポーツ」のリーグ戦が開催されるニューオリンズでは、無差別テロに備え警戒が強化されていた。
テレビ局に勤めるアレックス・トーレスは、フューチャースポーツをスラム・ゾーンの平和のために生み出したオビケ・フィックスにインタビューしているとき、フューチャースポーツの大スター、トゥレ・ラムジー選手が現れる。そして彼のインタビューを始めようとすると、エリック・サイス率いるHLOのテロリストたちが乗り込んでくる。彼らの標的はHLOを批判したアレックスと、HLOを笑いものにしたトゥレで、2人をハワイ独立の敵として始末しに来たという。するとトゥレは、コーチのダグラスたちと連携して敵を倒し、撤退させることに成功する。
そしてフューチャースポーツの試合で、もう1人のスターであるブレイク・ベッカーのチームと対戦するトゥレだが、有頂天になった彼はチームメイトをないがしろにして、個人プレーを連発していた。その結果彼のチームは敗退し、それをチームメイトのせいにする。人気が失墜したトゥレはフィックスから、初心に戻るため古巣のスラムに来ることを提案される。トゥレが家に帰ると、恋人が破局を申し入れたり、CM契約が打ち切られたりとどん底を味わう。そのとき、アレックスからスラム・ゾーンに呼び出され、HLOの危険性について話される。そこでアレックスは、HLOについて放送することができれば、彼らの攻撃を阻止でき多くの命を救えるとトゥレに訴える。それを聞いたトゥレは、失っていた使命感を取り戻す。
一方のHLOは、2人を亡き者にしてハワイ独立を成功させるため暗躍していた。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
トゥレ・ラムジー | ディーン・ケイン | 松本保典 |
アレックス・トーレス | ヴァネッサ・ウィリアムス | 土井美加 |
オビケ・フィックス | ウェズリー・スナイプス | 江原正士 |
ジェット | ヴァレリー・チョウ | 高森奈緒 |
ブレイク・ベッカー | エイドリアン・G・グリフィス | 大川透 |
ダグラスコーチ | ビル・スミトロヴィッチ | 仁内建之 |
エリック・サイス | J・R・ボーン | 立木文彦 |
アナーキー | タラ・フレデリック | さとうあい |
ローレライ | ミケーラ・ジェイ | 堀越真己 |
ホジキンス | マシュー・ウォーカー | |
ロニー・ヴィンス | デビッド・ケイ | 安井邦彦 |
キアイ | フランソワーズ・イップ | 沢海陽子 |
トーマス・メイヒュー | ブライアン・ジェンセン | 石井康嗣 |
ハチェット・ジャック・ジャミストン | ケン・カージンガー | 北川勝博 |
アキラ・オートモ | ヒロ・カナガワ | 川島得愛 |
エドガー | ジェラード・プランケット | 岩田安生 |
ウィラード | ブラッド・ロレー | 柴田創一郎 |
スタッフ
編集- 監督:アーネスト・ディッカーソン
- 脚本:ロバート・ヒューイット・ウルフ
- 原案:スティーヴ・デ・ジャーナット、ロバート・ヒューイット・ウルフ
- 製作:デヴィッド・ローセル、ウェズリー・スナイプス
- 製作総指揮:デボラ・ラフィン、マイケル・ヴァイナー、ロン・ジスキン
- 撮影監督:ジョナサン・フリーマン
- プロダクションデザイナー:ダグラス・ヒギンズ
- 編集:スティーヴン・ラヴジョイ
- 衣裳デザイン:モニク・プリュドム
- 音楽:スチュワート・コープランド
- キャスティング:ロジャー・ムセンデン
- 吹替翻訳:高間俊子
- 吹替演出:吉田啓介
- 吹替調整:飯村靖雄
- 吹替製作:グロービジョン
- 吹替プロデュース:吉岡美惠子
参考文献
編集- ^ “Release Info”. IMDb. April 26, 2014閲覧。