デジタル田園都市国家構想
デジタル田園都市国家構想(デジタルでんえんとしこっかこうそう)は、2021年に岸田文雄内閣の下で始動した構想。「デジタルによる地域活性化を進め、さらには地方から国全体へボトムアップの成長を実現する」[1]ことを目的とする。「デジタル田園都市国家構想関連施策の全体像」という資料によれば、1.デジタル基盤の整備、2.デジタル人材の育成・確保、3.地方の課題を解決する為のデジタル実装、4.誰一人取り残されない為の取組、という軸が示されている。
概要
編集- デジタル基盤の整備
- 5G等の早期展開
- 光ファイバーのユニバーサルサービス化
- データセンター、海底ケーブル等の地方分散
- マイナンバーカードの普及促進
- デジタルトランスフォーメーション(DX)導入などを肇めとした自治体システムの標準化・共通化の推進
- デジタル人材の育成・確保
- 公的分野のデジタル人材の育成・確保
- オンライン講座等の実施
- 地方の課題を解決するためのデジタル実装
- ローカル5G実装
- デジタル化による消防・防災の高度化
- 誰一人取り残されない為の取組
- デジタル活用を促す為の支援
会議等
編集- デジタル田園都市国家構想実現会議
内閣総理大臣を議長、デジタル田園都市国家構想担当大臣、デジタル大臣、内閣官房長官を副議長とする。野田由美子、竹中平蔵、村井純、平井伸治なども委員である。
- 総務省デジタル田園都市実現構想推進本部
総務大臣を本部長とする。
関連項目
編集注釈
編集- ^ 岸田文雄内閣総理大臣所信表明演説