デイヴィッド・シュラム (天体物理学者)
デイヴィッド・シュラム(英語: David Schramm、1945年10月25日 - 1997年12月19日)は、アメリカ合衆国の天体物理学者、教育者であり、ビッグバン理論の世界有数の専門家である。
David Schramm | |
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生誕 | 1945年10月25日 |
死没 | 1997年12月19日(52歳没) |
居住 | アメリカ合衆国 |
研究分野 | 天体物理学 |
出身校 | カリフォルニア工科大学, マサチューセッツ工科大学 |
主な業績 | ビッグバン理論 |
プロジェクト:人物伝 |
1965年マサチューセッツ工科大学卒業、1971年カリフォルニア工科大学からPh.D.を取得。1972年テキサス大学オースティン校助手となる。
ビッグバン原子核合成研究のパイオニア的存在であり、同研究を暗黒物質 (baryonic と non-baryonic の両方)とニュートリノの証明に用いたことでも他に先駆けた。また宇宙線、超新星爆発、元素合成の研究に重要な貢献をした。
受賞歴
編集著書
編集- Michael Riordan; David N. Schramm (1991). The shadows of creation : dark matter and the structure of the universe. W.H. Freeman and Co.. ISBN 0716721570(M.リオーダン、D.N.シュラム 著、青木薫 訳『宇宙創造とダークマター : 素粒子物理からみた宇宙論』吉岡書店、1994年。ISBN 4-8427-0248-6。)
- レーダーマン、シュラム 著、平田光司・清水韶光 訳『クォークから宇宙へ』東京化学同人〈SAライブラリー〉、1993年。ISBN 4-8079-1224-0。