テティス (小惑星)
小惑星帯に位置する小惑星
テティス[1] (17 Thetis) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。 比較的明るい表面をしており、ケイ酸塩とニッケル鉄から構成されていると推定されている。
テティス 17 Thetis | |
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地球から観測したテティス(中央)
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分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 |
発見 | |
発見日 | 1852年4月17日 |
発見者 | R. ルター |
軌道要素と性質 元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.469 AU |
近日点距離 (q) | 2.136 AU |
遠日点距離 (Q) | 2.802 AU |
離心率 (e) | 0.135 |
公転周期 (P) | 3.88 年 |
軌道傾斜角 (i) | 5.59 度 |
近日点引数 (ω) | 135.70 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 125.60 度 |
平均近点角 (M) | 110.20 度 |
物理的性質 | |
直径 | 90.04 km |
質量 | 7.6 ×1017 kg |
平均密度 | 2.0? g/cm3 |
表面重力 | 0.0252 m/s2 |
脱出速度 | 0.0476 km/s |
自転周期 | 12.2660 時間 |
スペクトル分類 | S |
絶対等級 (H) | 7.76 |
アルベド(反射能) | 0.17152 |
表面温度 | ~173 K |
色指数 (B-V) | 0.829 |
色指数 (U-B) | 0.438 |
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命名
編集テティスは1852年、19世紀に24個の小惑星を発見したドイツの天文学者ロベルト・ルターにより発見された。 この名前はギリシア神話の英雄アキレウスの母となった女神テティスに由来する。
出典
編集- ^ “小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 17 Thetisの軌道(JPL・HPより 英語版)
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