テオドール・リップス
テオドール・リップス(Theodor Lipps、1851年7月28日 - 1914年10月17日)は、ドイツの哲学者、心理学者。
人物情報 | |
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生誕 |
1851年7月28日 ドイツ ラインラント=プファルツ州ヴァルハルベン |
死没 |
1914年10月17日 (63歳没) ドイツ ミュンヘン |
学問 | |
研究分野 | 哲学・心理学 |
経歴
編集業績・影響
編集ロベルト・フィッシャー(Robert Vischer)の感情移入(Einfühlung)概念を受容し、また晩年にはフッサールの現象学も受容したが、フッサールやハイデッガーからは心理主義の態度を批判された。マックス・フリードリヒ・マイアー(Max Friedrich Meyer)とメロディについてのリップス・マイヤーの法則を作ったことでも知られる。
ジークムント・フロイトに影響を与え、無意識概念の形成に寄与した[1]。
著書
編集- Grundtatsachen des Seelenlebens. 1883.
- Grundzüge der Logik. 1893.
- Raumästhetik und geometrisch-optische Täuschungen. 1897.
- Komik und Humor. 1898.
- Die ethischen Grundfragen: Zehn Vorträge. 1899.
- Vom Fühlen, Wollen und Denken. 1902.
- Leitfaden der Psychologie. 1903.
- Ästhetik. 1903–1906.
- Philosophie und Wirklichkeit. 1908.
- Schriften zur Psychologie und Erkenntnistheorie; 4 Bände: Faustino Fabbianello編(Universität Parma). 2013.
脚注
編集- ^ Pigman, G.W. Freud and the history of empathy, The International journal of psycho-analysis, 1995 Apr;76 (Pt 2):237-56.
外部リンク
編集- Theodor Lippsの作品 (インターフェイスは英語)- プロジェクト・グーテンベルク
- Theodor Lippsに関連する著作物 - インターネットアーカイブ
- digitized texts ,Max Planck Institute for the History of Science,Virtual Laboratory.
- 『リップス』 - コトバンク
- 『T. リップス』 - コトバンク