テイラー・クラーク

アメリカ合衆国出身のプロ野球選手

テイラー・ジェームズ・クラークTaylor James Clarke, 1993年5月13日 - )は、アメリカ合衆国バージニア州ラウドン郡アシュバーン英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBミルウォーキー・ブルワーズ所属。

テイラー・クラーク
Taylor Clarke
ミルウォーキー・ブルワーズ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 バージニア州ラウドン郡アシュバーン英語版
生年月日 (1993-05-13) 1993年5月13日(31歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2015年 MLBドラフト3巡目
初出場 2019年4月20日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入り前

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高校卒業後はタウソン大学英語版へ進学したが、2013年1月に右肘を痛めてトミー・ジョン手術を受けた。その後、チャールストン大学英語版へ転校した。

プロ入りとダイヤモンドバックス時代

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2015年MLBドラフト3巡目(全体76位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ヒルズボロ・ホップス英語版でプロデビュー。13試合に登板して3セーブ、防御率0.00、27奪三振を記録した。

2016年はA級ケーンカウンティ・クーガーズ、A+級バイセイリア・ローハイド、AA級モービル・ベイベアーズでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して12勝9敗、防御率3.31、118奪三振を記録した。

2017年はAA級ジャクソン・ジェネラルズ[1]とAAA級リノ・エーシズでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して12勝9敗、防御率3.35、138奪三振を記録した。

2018年はAAA級リノでプレーし、27試合に先発登板して13勝8敗、防御率4.03、125奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]

2019年は開幕をAAA級リノで迎えた。4月20日にメジャー初昇格を果たし[3]、メジャーデビューとなった同日のシカゴ・カブス戦では7回から登板して3イニングを無失点に抑え、初登板初セーブを飾った[4]。この年メジャーでは23試合(先発15試合)に登板して5勝5敗1セーブ、防御率5.31、68奪三振を記録した。

2020年は12試合(先発5試合)に登板して3勝0敗、防御率4.36、40奪三振を記録した。

2021年は43試合に登板して1勝3敗、防御率4.98、39奪三振を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[5]

ロイヤルズ時代

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2021年12月1日にカンザスシティ・ロイヤルズとメジャー契約を結んだ[6]

2022年は47試合に登板して3勝1敗3セーブ、防御率4.04、48奪三振を記録した。

2023年は58試合(先発2試合)に登板して3勝6敗3セーブ、防御率5.95、65奪三振を記録した。

ブルワーズ時代

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2023年12月14日にキャム・デバニー英語版ライアン・ブレイディとのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[7]

投球スタイル

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一発を食らいやすいという弱点があるが、スライダーの空振り率/スウィング率40%超と優秀である[8]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2019 ARI 23 15 0 0 0 5 5 1 0 .500 369 84.2 86 23 30 0 6 68 3 0 55 50 5.31 1.37
2020 12 5 0 0 0 3 0 0 0 1.000 183 43.1 35 8 21 2 0 40 0 0 23 21 4.36 1.29
2021 43 0 0 0 0 1 3 0 7 .250 194 43.1 52 4 14 2 0 39 2 0 28 24 4.98 1.52
2022 KC 47 0 0 0 0 3 1 3 10 .750 203 49.0 50 6 8 0 1 48 3 0 25 22 4.04 1.18
2023 58 2 0 0 0 3 6 3 12 .333 266 59.0 71 12 24 1 3 65 3 0 42 39 5.95 1.61
MLB:5年 183 22 0 0 0 15 15 7 29 .500 1215 279.1 294 53 97 5 10 260 11 0 173 156 5.03 1.40
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2019 ARI 23 4 6 2 0 .833
2020 12 5 3 0 1 1.000
2021 43 1 5 0 0 1.000
2022 KC 47 5 3 0 0 1.000
2023 58 5 7 1 0 .923
MLB 183 20 24 3 1 .936
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 45(2019年 - 2023年)

脚注

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  1. ^ 2017年よりダイヤモンドバックス傘下
  2. ^ Nick Piecoro (2018年11月20日). “Diamondbacks’ moves protect against another Rule 5 loss” (英語). AZ Central.com. 2020年5月28日閲覧。
  3. ^ TC Zencka (2019年4月20日). “Diamondbacks Option Tim Locastro, Recall Taylor Clarke” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年5月28日閲覧。
  4. ^ Arizona Diamondbacks at Chicago Cubs Box Score, April 20, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年5月28日閲覧。
  5. ^ Anthony Franco (2021年11月30日). “National League Non-Tenders: 11/30/21” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年3月4日閲覧。
  6. ^ Anthony Franco and Sean Bavazzano (2021年12月1日). “Royals Sign Taylor Clarke To Major League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年3月4日閲覧。
  7. ^ Steve Adams (2023年12月14日). “Royals Trade Taylor Clarke To Brewers” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年12月15日閲覧。
  8. ^ 「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」『2020MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 113頁

関連項目

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外部リンク

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