ティム・バージェス
ティモシー・アラン・バージェス(Timothy Allan Burgess、1967年5月30日 - )は、イギリスの歌手、シンガーソングライター。ロックバンド、ザ・シャーラタンズのヴォーカリストとして著名。
ティム・バージェス Tim Burgess | |
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基本情報 | |
出生名 | Timothy Allan Burgess |
生誕 | 1967年5月30日(57歳) |
出身地 | イングランド グレーターマンチェスター サルフォード |
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック マッドチェスター ブリットポップ インディー・ロック |
職業 | 歌手、シンガーソングライター、音楽プロデューサー、レコードレーベル・オーナー |
担当楽器 | ボーカル、ハーモニカ、キーボード、ピアノ、鍵盤ハーモニカ |
活動期間 | 1988年 - |
レーベル | Dead Dead Good、ベガーズ・バンケット、ユニバーサル、サンクチュアリ、クッキング・ヴァイナル、PIAS、O Genesis |
共同作業者 | ザ・シャーラタンズ、チャヴズ、ハッチャム・ソーシャル |
公式サイト |
timburgessmusic |
略歴
編集1967年、サルフォードに生まれ[1]、チェシャー州の町であるノースウィッチで育つ[2]。The Electric Crayonsのヴォーカリストとして1枚のシングルを発表後ザ・シャーラタンズに加入。バンドは1990年に自主レーベルDead Dead Goodレコードよりシングル「インディアン・ロープ」でデビューを果たす。同年にリリースした1stアルバム『サム・フレンドリー』はマッドチェスター・ムーヴメントの追い風も受け、全英アルバムチャート初登場1位を獲得するなど、バンドは華々しいデビューを飾った。'90年代中盤以降もブリットポップ・ブームの波に乗りナンバーワンアルバムを2枚リリースし、メンバーの逮捕や死といった苦難を乗り越えながら、バンドは根強い支持を集めている。
ソロ活動
編集2003年8月25日にシングル「I Believe in the Spirit」をリリースしソロデビューを果たした。全英44位を記録。9月8日に1stソロアルバム『I Believe』をリリースし、全英38位を記録。11月3日に2ndソロシングル「Only a Boy」をリリースし、全英54位を記録。アルバムの発表に合わせて英国ツアーも行った。
2012年には2ndソロアルバム『Oh No I Love You』をリリースし、Artrocker誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた[3]。
それ以外の活動
編集1993年12月リリースのセイント・エティエンヌのシングル「I Was Born on Christmas Day」にゲストボーカルとして参加。同シングルのプロモーションビデオにも出演。シングル発表に合わせて行われたセイント・エティエンヌのライブにも数回飛び入り参加した。
1995年、ケミカル・ブラザーズの1stアルバム『さらばダスト惑星』収録の「ライフ・イズ・スウィート」にゲストボーカルとして参加。2004年にシャーラタンズ、ケミカル・ブラザーズともに出演したフジロック・フェスティバルで、バージェスはケミカル・ブラザーズのステージに飛び入り参加し、同曲をライブで披露した。
2004年、カール・バラーが結成したスーパーグループ、チャヴズにボーカルとして参加。チャヴズは現在も不定期に活動を行っている。
2005年、再びケミカル・ブラザーズとコラボレーションし、アルバム『プッシュ・ザ・ボタン』収録の「ザ・ボクサー」にゲストボーカルとして参加。
2009年、ロックバンドハッチャム・ソーシャルのシングル「Til The Dawn」にプロデューサーとして関わった。2009年3月にリリースされたバンドの1stアルバム『You Dig the Tunnel, I'll Hide the Soil』のプロデュースも務めた。
2008年、映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でジョニー・キャッシュ役を演じた俳優のホアキン・フェニックスと、スペースホッグのアントニー・ラングドンとともに新プロジェクトを結成し、活動を始めている。
2010年、ニュー・オーダーのピーター・フックを中心に結成されたユニット・フリーベースの楽曲「You Don't Know This About Me」にボーカル参加し、同曲はユニットのデビューEP『Two Worlds Collide』に収録された[4]。
2011年、自身が主宰するレコードレーベル「O Genesis」を立ち上げた。
2013年、BBC Radio 6 Musicの司会者であるローレン・ラヴァーンとジャーナリストの労働組合がBBCを相手取りストライキを行い、その期間中バージェスは司会を務めた[5]。
2014年、アーシア・アルジェントの楽曲「Hours / Ours」でコラボレーションを行い、自身のレーベルであるO Genesisよりリリースされた[6]。
2014年3月にBBC Radio 6 Musicで行われたロディ・フレイムとのインタビューにて、バージェスはフレイムとエドウィン・コリンズのファンであることを公言し、自身が経営するカフェに2人を招待し、フレイムとコリンズは演奏を行った。フレイムはインタビュー中、バージェスはとても積極的であったと語っており、この件でバージェスとの親交を深め、時々一緒にお茶を飲んでいると話している[7]。
ソロ作品
編集アルバム
編集- I Believe (2003年)
- Oh No I Love You (2012年)
- Oh No I Love You More (2012年) ※リミックス盤
シングル
編集- "I Believe in the Spirit" (2003年)
- "Only a Boy" (2003年)
- "A Case for Vinyl" (2012年)
- "White" (2012年)
- "The Doors of Then" (2013年)
- "Economy" (2013年)
- "Oh Men" (2014年)
脚注
編集- ^ Results for England & Wales Births 1837-2006
- ^ Gemma Sproston (7 October 2006). “North country boy Tim's back in town”. Northwich Guardian. 9 March 2015閲覧。
- ^ “ARTROCKER AWARDS 2012 – Nominations Revealed + VOTE NOW !”. Artrocker. Artrocker Magazine (8 November 2012). 9 March 2015閲覧。
- ^ “Audio: Freebass’ ‘You Don’t Know This About Me’ (Arthur Baker Mix), with Tim Burgess”. Slicing Up Eyeballs. Slicing Up Eyeballs (21 August 2010). 9 March 2015閲覧。
- ^ Josh Halliday; Tara Conlan (18 February 2013). “BBC strike: presenters join walkout”. The Guardian 9 March 2015閲覧。
- ^ “TIM BURGESS READIES O GENESIS LABEL COMPILATION FEATURING R. STEVIE MOORE, KURT WAGNER, NIK COLK VOID AND MORE”. Fact Magazine. The Vinyl Factory (9 March 2015). 3 April 2014閲覧。
- ^ “Radcliffe and Maconie: Roddy Frame chats to Stuart Maconie”. BBC Radio 6 Music. BBC (31 March 2014). 9 March 2015閲覧。