チンギヤヌ
名称 | |
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満文 | ᠴᡳᠩᡤᡳᠶᠠᠨᡠ |
転写 | cinggiyanu |
漢文 |
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生歿即位 | |
出生年 | 明朝後期? |
即位年 | 明朝後期(嘉靖29(1550)以降) |
死歿年 | 万暦12(1584) |
血筋(主要人物) | |
祖父 | チュクンゲ |
父 | タイチュ |
弟 | ヤンギヌ |
妹 | 温姐(ハダ国主メンゲブル母) |
子 | ブジャイ(イェヘ国主) |
チンギヤヌ (清佳努) は明朝後期のイェヘナラ氏女真族、イェヘ西城主。
弟・ヤンギヌ (東城主) とともに祖父・チュクンゲ亡き後のイェヘを建て直し、横奪された貢勅と属部を奪還するため幾度にも亘ってハダを襲撃した。兄弟の策略が功を奏し、ハダは内訌を起して分裂したが、介入した明朝の陥穽にはまり、兄弟もろとも殺害された。
兄弟亡き後はそれぞれの子がイェヘの西城と東城を治め、明朝を譲歩させてハダと貢勅を二分するに至った。その一方では、勢力を伸長させたマンジュ (建州部)、後のアイシン (後金) のヌルハチとも対峙した。
(経歴などの詳細は「ヤンギヌ」を参照。)