チョリム
朝鮮の料理
チョリム(朝鮮語: 조림、Jorim)は、野菜、肉、魚介、豆腐等を味付けした出汁で煮込んだ朝鮮料理である。醤油ベースが多いが、特にマサバ、サンマ、タチウオ等を具材とした場合は、コチュジャンやチリパウダーが加えられることもある[1]。朝鮮王朝の宮廷料理では、チョリニ(Jorini)と呼ばれる[2]。
チョリム | |
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ゴドゥンオチョリム | |
発祥地 | 大韓民国 |
関連食文化 | 朝鮮料理 |
類似料理 | 煮物 |
ウィキメディア・コモンズ |
チョリム | |
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各種表記 | |
ハングル: | 조림 |
漢字: | none |
RR式: | jorim |
MR式: | chorim |
IPA: | [tɕo.ɾim] |
用語
編集Jorimは、「煮詰める」という意味の動詞joridaに由来する動詞的名詞である[3][4]。一般的な調理法であるにもかかわらず、調理法の用語の発展が遅かったため、この用語が初めて現れたのは18世紀である[1]。その代わり、チョリムは、チム、チゲとともにチョチ(jochi)と呼ばれた[2][5]。料理の種類として動詞的名詞のチョリムが初めて言及されたのは、19世紀の料理本『是議全書』に記載されたチャンチョリム(牛肉の醤油煮)である[1]。
種類
編集ギャラリー
編集-
チャンチョリム
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カルチチョリム
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ドゥブチョリム
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カムジャチョリム
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ゴドゥンオチョリム
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ケランチャンチョリム(煮卵)
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ヨングンチョリム
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ウォンチョリム
関連項目
編集出典
編集- ^ a b c 이, 효지. “jorim” (朝鮮語). Encyclopedia of Korean Culture. Academy of Korean Studies. 1 May 2017閲覧。
- ^ a b “jorim” (朝鮮語). Doopedia. Doosan Corporation. 1 May 2017閲覧。
- ^ “jorim”. Korean-English Learners' Dictionary. National Institute of Korean Language. 1 May 2017閲覧。
- ^ “jorida”. Korean-English Learners' Dictionary. National Institute of Korean Language. 1 May 2017閲覧。
- ^ “jochi” (朝鮮語). Standard Korean Language Dictionary. National Institute of Korean Language. 1 May 2017閲覧。
- ^ Ro, Hyo-sun (19 April 2017). “A recipe for dubu jorim, a spicy Korean braised tofu”. The Straits Times 1 May 2017閲覧。
- ^ Anderson, Ian (25 October 2014). “Side dishes with an order of anything”. San Diego Reader 1 May 2017閲覧。
- ^ Zappia, Corina (26 October 2016). “Mackerel, You Sexy Bastard”. The Stranger 1 May 2017閲覧。