チュスト
チュスト(ウズベク語: Chust, Чуст、ロシア語: Чуст)はウズベキスタン・ナマンガン州の都市である。州都ナマンガンより約50km西にある。推定人口7万人[2]。チャトカル山脈南麓、フェルガナ盆地の中にあり、南方15kmにはシルダリヤ川が流れる。
チュスト Chust / Чуст | |
---|---|
伝統工芸のドゥッピ | |
北緯41度00分16秒 東経71度14分12秒 / 北緯41.00444度 東経71.23667度 | |
国 | ウズベキスタン |
州 | ナマンガン州 |
建設 | 1969年 |
政府 | |
• 種別 | 市 |
標高 | 439 m |
人口 (2012年) | |
• 合計 | 70,993人 |
等時帯 | UTC+5 |
郵便番号 |
161102-161108[1] |
市外局番 | +998-3-6942 |
概要
編集ソビエト連邦統治下の1969年に設立された。主な産業は綿車による綿の制作と中世からの伝統工芸であり、ウズベキスタンの民族衣装であるテュベテイカ (Tyubeteyka, 別名:ドゥッピ、ウズベク語: Do'ppi, Дўппи) と呼ばれる帽子[3][4][5] やナイフなどの制作を行なっている[6][7]。ナイフ制作は国の文化遺産にも指定されており、国際展示会でも高く評価されている[8]。
教育機関
編集- チュスト・カレッジ (教育学部、薬学部、農学部、経済学部)
出身人物
編集- ムハンマドシャリーフ・スフィゾダ (1869-1937) - 詩人、教育者、ジャディード運動を展開
- サティム・ウルグゾダ (1911-1997) - 作家、ソビエト連邦崩壊後はタジキスタン国籍
- アリシェル・ウスマノフ (1953- ) - ガスプロム総取締役、現在はロシア国籍[9]
スポーツ
編集サッカーのウズベク・リーグ2部にFCチュスト・パフタコールが所属している[10]。
出典
編集- ^ Postal Code Search - Чуст postcodesdb.com、2012年10月23日閲覧。
- ^ Uzbekistán: Las ciudades más grandes con estadísticas de población - World Gazetteer population-statistics.com、2012年10月23日閲覧。
- ^ Tubeteika suits everybody sairamtour.com、2012年10月23日閲覧。
- ^ Head Caps (tyubeteyka) turkestantravel.com、2012年10月23日閲覧。
- ^ Central Asian Head Gear uzbekjourneys.com、2011年12月12日掲載、2012年10月23日閲覧。
- ^ Chust Knife and Skullcaps visituzbekistan.travel、2012年10月23日閲覧。
- ^ Chust Knives Manufacturing Workshop sairamtourism.com、2012年10月23日閲覧。
- ^ Чуст centralasia-travel.com、2012年10月23日閲覧。
- ^ Алишер Усмонов - Британиянинг иккинчи бой одами BBC O'ZBEK、2011年5月11日掲載、2012年10月23日閲覧。
- ^ Чуст-Пахтакор жамоаси натижалари ウズベキスタンサッカー連盟公式サイト、2012年10月23日閲覧。
外部リンク
編集座標: 北緯41度00分16秒 東経71度14分12秒 / 北緯41.004516度 東経71.236539度