チャールズ・コリヤー (第2代ポートモア伯爵)

第2代ポートモア伯爵チャールズ・コリヤー英語: Charles Colyear, 2nd Earl of Portmore KT1700年8月27日1785年7月5日)は、グレートブリテン王国の貴族、政治家。1729年から1730年までミルジントン子爵儀礼称号を使用した[1]

ジョシュア・レノルズによる肖像画、1758年。

生涯

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初代ポートモア伯爵デイヴィッド・コリヤードーチェスター女伯爵キャサリン・セッドリー英語版の息子として、1700年8月27日に生まれた[1]。1719年、ウェールズ公夫人キャロラインページ・オブ・オナー英語版を務めた[2]

1726年2月にウィカム選挙区英語版の補欠選挙で当選したが、これはウィカム市長英語版が違法な手段を用いたためであり、庶民院で選挙無効が宣告された[3]。3月の再選挙でも当選したが、今度はウィカム市長がニューゲート監獄に投獄され、対立候補のハリー・ウォラー英語版の当選が宣告された[3]。続く1727年イギリス総選挙ではアンドーヴァー選挙区英語版から出馬して当選、1729年に王室費の遅滞金に関する議決で政府を支持した[2]。1730年1月2日に父が死去すると、ポートモア伯爵位を継承した[1]

1731年のウィーン条約に基づき、1732年2月にスペインのカルロス王子(後のスペイン王カルロス3世)がパルマ=ピアチェンツァ公国を正式に領有するとき、ポートモア伯爵はイギリス代表として派遣された[1]。同1732年6月2日にシッスル勲章を授与され、1734年から1747年までスコットランド貴族代表議員を務めた[2]

1739年に捨子養育院英語版が創設されたとき、理事の1人を務めた[4]

1785年7月5日にアッパー・ハーレー・ストリート英語版で死去、次男ウィリアム・チャールズが爵位を継承した[1]

家族

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1732年10月7日、ジュリアナ・ヘレ英語版Juliana Hele、1794年11月20日没、ロジャー・ヘレの娘)と結婚、2男2女をもうけた[5]

出典

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  1. ^ a b c d e Cokayne, George Edward, ed. (1895). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (N to R) (英語). Vol. 6 (1st ed.). London: George Bell & Sons. pp. 277–278.
  2. ^ a b c Sedgwick, Romney R. (1970). "COLYEAR, Charles, Visct. Milsington (1700-85), of Weybridge, Surr.". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年8月19日閲覧
  3. ^ a b Sedgwick, Romney R. (1970). "Chipping Wycombe". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年8月19日閲覧
  4. ^ A Copy of the Royal Charter Establishing an Hospital for the Maintenance and Education of Exposed and Deserted Young Children (英語). p. 4.
  5. ^ "Portmore, Earl of (S, 1703 - 1835)". Cracroft's Peerage (英語). 30 December 2003. 2020年8月19日閲覧
グレートブリテン議会英語版
先代
チャールズ・エジャートン
シェルバーン伯爵
庶民院議員(ウィカム選挙区英語版選出)
1726年
同職:シェルバーン伯爵
次代
ハリー・ウォラー英語版
シェルバーン伯爵
先代
ジェームズ・ブルーデネル英語版
ウィリアム・ギドット英語版
庶民院議員(アンドーヴァー選挙区英語版選出)
1727年 – 1730年
同職:ジェームズ・ブルーデネル英語版
次代
ジェームズ・ブルーデネル英語版
ウィリアム・ギドット英語版
スコットランドの爵位
先代
デイヴィッド・コリヤー
ポートモア伯爵
1730年 – 1785年
次代
ウィリアム・チャールズ・コリヤー