RFLチャンピオンシップ
(チャンピオンシップ (ラグビーリーグ)から転送)
チャンピオンシップ(英: Championship)は、ラグビーフットボールリーグ(RFL)が組織するプロラグビーリーグ競技会である[1]。スポンサー名を冠してBetfred Championshipとも呼ばれる。RFLによる競技会としてはスーパーリーグの1つ下の階層の2部リーグに相当する。14チームからなり、スーパーリーグへの昇格およびリーグ1(3部)への降格制度がある。
Championship | |
---|---|
スポーツ | ラグビーリーグ |
創設 |
2003年–2007年(ナショナルリーグ1として) 2008年–現在(チャンピオンシップとして) |
初回シーズン | 2003年 |
チーム数 | 14 |
国 |
イングランド(13チーム) フランス(1チーム) |
最多優勝 | リー・センチュリオンズ (4回) |
ウェブサイト | www.rugby-league.com |
放送局 | Sky Sports |
関連大会 |
チャレンジカップ 1895杯 |
上位リーグ | スーパーリーグ |
下位リーグ | リーグ1 |
2003年から2009年はナショナルリーグ1(National League One)と呼ばれていた。
クラブ
編集チャンピオンシップのクラブ(2020年) | ||||||
クラブカラー | クラブ | 創設年 | 所在地 | スタジアム | 収容人数 | |
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バトリー・ブルドッグズ | 1880年 | バトリー(ウェスト・ヨークシャー) | マウント・プレザント | 7,500 | ||
ブラッドフォード・ブルズ | 1907年 | デューズベリー(ウェスト・ヨークシャー) | クラウン・フラット | 5,800 | ||
デューズベリー・ラムズ | 1898年 | デューズベリー(ウェスト・ヨークシャー) | クラウン・フラット | 5,800 | ||
フェザーストーン・ローヴァーズ | 1902年 | フェザーストーン(ウェスト・ヨークシャー) | ポストオフィス・ロード | 8,000 | ||
ハリファックス | 1873年 | ハリファックス(ウェスト・ヨークシャー) | ザ・シェイ | 14,000 | ||
リー・センチュリオンズ | 1878年 | リー(グレーター・マンチェスター) | リー・スポーツ・ヴィレッジ | 12,000 | ||
ロンドン・ブロンコズ | 1980年 | イーリング(ロンドン) | トレイルファインダーズ・スポーツ・グラウンド | 4,000 | ||
オールダム | 1876年 | オールダム(グレーター・マンチェスター) | ホワイトバンク・スタジアム | 1,500 | ||
シェフィールド・イーグルズ | 1984年 | シェフィールド(サウス・ヨークシャー) | オリンピック・レガシー・パーク | 3,000 | ||
スウィントン・ライオンズ | 1866年 | セール(グレーター・マンチェスター) | ヘイウッド・ロード | 3,387 | ||
トゥールーズ・オランピック | 1937年 | トゥールーズ(オート=ガロンヌ県) | スタッド・エルネスト=アルジュレス | 4,000 | ||
ホワイトヘイブン | 1948年 | ホワイトヘイブン(カンブリア) | レクリエーション・グラウンド | 7,500 | ||
ウィドネス・バイキングズ | 1875年 | ウィドネス(チェシャー) | ハルトン・スタジアム | 13,500 | ||
ヨーク・シティ・ナイツ | 2002年 | ヨーク(ノース・ヨークシャー) | ブーサム・クレセント | 8,256 |
構造
編集レギュラーシーズン
編集14チームがホーム・アンド・アウェー方式で2回総当たり戦を行う。間にザ・サマー・バッシュが挟まる。勝利チームに勝ち点2、引き分けには勝ち点1が与えられる。シーズン終了後、最下位から2チームは降格し、上位5チームがプレーオフに進む。
サマー・バッシュ
編集→詳細は「ザ・サマー・バッシュ」を参照
サマー・バッシュでは全14チームが、大抵はライバルチームと追加ラウンドを戦う。
プレーオフ
編集- 第1週
- クォリフィケイション・ファイナル: 2位 vs 3位
- エリミネーション・ファイナル: 4位 vs 5位
- 不戦勝: 1位
- 第2週
- 準決勝2: 1位 vs クォリフィケイション・ファイナルの勝者
- 準決勝1: クォリフィケイション・ファイナルの敗者 vs エリミネーション・ファイナルの勝者
- 第3週
- プレリミナリー・ファイナル: 準決勝2の敗者 vs 準決勝1の勝者
- 不戦勝: 準決勝2の勝者
- 第4週
- プレーオフ・ファイナル: 準決勝2の勝者 vs プレリミナリー・ファイナルの勝者
結果
編集年 | チャンピオン | 昇格 | 降格 |
---|---|---|---|
2003 | サルフォード | サルフォード | デューズベリー |
2004 | リー | リー | キースリー |
2005 | カッスルフォード | カッスルフォード | バロー フェザーストーン |
2006 | ハル・キングストン・ローヴァーズ | ハル・キングストン・ローヴァーズ | オールダム ヨーク・シティ・ナイツ |
2007 | カッスルフォード | カッスルフォード | ロッチデール ドンカスター |
2008 | サルフォード | サルフォード クルセイダーズ |
デューズベリー |
2009 | バロー | 昇格なし | ドンカスター ニューカッスル |
2010 | ハリファックス | キースリー ホワイトヘイブン | |
2011 | フェザーストーン | ウィドネス | バロー トゥールーズ |
2012 | シェフィールド | 昇格なし | 降格なし |
2013 | シェフィールド | ヨーク・シティ・ナイツ ハンスレット | |
2014 | リー | バロー スウィントン ロッチデール ノース・ウェールズ キースリー | |
2015 | リー | ドンカスター ハンスレット | |
2016 | リー | リー | ワーキントン ホワイトヘイブン |
2017 | ハル・キングストン・ローヴァーズ | ハル・キングストン・ローヴァーズ | オールダム ブラッドフォード |
2018 | トロント | ロンドン・ブロンコズ | 降格なし |
2019 | トロント | トロント | バロー ロッチデール |
優勝
編集クラブ | 優勝回数 | 優勝年 | |
---|---|---|---|
1 | リー・センチュリオンズ | 4 | 2004, 2014, 2015, 2016 |
2 | サルフォード・レッドデビルズ | 2 | 2003, 2008 |
3 | カッスルフォード・タイガーズ | 2 | 2005, 2007 |
4 | シェフィールド・イーグルズ | 2 | 2012, 2013 |
5 | ハル・キングストン・ローヴァーズ | 2 | 2006, 2017 |
6 | トロント・ウルフパック | 2 | 2018, 2019 |
7 | バロー・レイダーズ | 1 | 2009 |
8 | ハリファックス | 1 | 2010 |
9 | フェザーストーン・ローヴァーズ | 1 | 2011 |
スポンサー
編集期間 | スポンサー | リーグ名 |
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2003–2008 | ナフィールド | LHF Healthplan National League 1 |
2009–2012 | コーオペラティヴ(生協)グループ | Co-operative Championship |
2013–2017 | キングストン・プレス・サイダー | Kingstone Press Championship |
2018–2021 | ベットフレッド | Betfred Championship |
出典
編集- ^ “Operational Rules”. RFL. 10 March 2017閲覧。