ムアンチャイナート郡
座標: 北緯15度11分8秒 東経100度7分26秒 / 北緯15.18556度 東経100.12389度
ムアンチャイナート郡(ムアンチャイナートぐん)はタイ中部・チャイナート県にある郡(アムプー)である。チャイナート県の県庁所在地(ムアン)でもある。
ムアンチャイナート郡 | |
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ムアンチャイナート郡の位置 | |
情報 | |
タイ語名 | อำเภอเมืองชัยนาท |
県 | チャイナート県 |
地理番号 | 1801 |
郵便番号 | 17000 |
統計 | |
面積 | 255.377 km2 |
人口 | 73,208 人 (2005年) |
人口密度 | 286.6 人/km2 |
行政 |
名称
編集チャイナートとは勝利の地という意味である。
歴史
編集元々、チャイナートはスコータイ王朝の覇権下にあったが、リタイ王の時代に秩序が乱れ、アユタヤ王朝のウートーン(ラーマーティボーディー1世)によりその覇権下に入ったが、後にスコータイに返還された[1]。ナカリンタラーティラート王の時代には、王の第二子であるチャオ・イープラヤーが統治する町であった。なお、ナカリンタラーティラート亡き後、チャオ・イープラヤーは王位を巡って兄と一騎討ちをし相打ちで死亡した。
その後、1451年、チエンマイのティローカラート王が攻めてくると、チャイナートは灰燼と帰した。しかし、100年ほど後チャクラパット王によってチャイナートは再建された。ラッタナコーシン王朝時代には、チャイナートはチャオプラヤー川沿いに移され、チャイナートは移転した場所に合わせてバーンクルワイ郡と呼ばれるようになった。
その後、バーンクルワイ郡は1902年県庁の移動に伴い移転。1929年に新郡庁舎が完成し、1938年に名称がムアンチャイナート郡に改称された[2]。
地理
編集チャオプラヤー川の形成した平地にある。
交通は北から東に向けて国道1号線が通っており、北にパユハキーリー方面、東にタークファー方面と通じている。国道311号線が南に延びており、シンブリー方面と通じている。南に国道340号線が延びておりスパンブリー方面と通じている。北には国道3183号線が通じており、ウタイターニーと通じている。
経済
編集郡内の主要な産業は農業であり、米やザボンが主に生産されている。
行政区分
編集チャイナートは9つのタムボンに分かれ、さらにその下位に81の村(ムーバーン)がある。自治体が設置されており以下のようになっている。
- テーサバーンムアン・チャイナート・・・タムボン・ナイムアン全体と、タムボン・バーンクルワイ、ターチャイ、カオタープラの一部
また、郡内には8つのタムボン行政体が設置されている。なお、以下は郡内のタムボンの一覧である。
- タムボン・ナイムアン・・・ตำบลในเมือง
- タムボン・バーンクルワイ・・・ตำบลบ้านกล้วย
- タムボン・ターチャイ・・・ตำบลท่าชัย
- タムボン・チャイナート・・・ตำบลชัยนาท
- タムボン・カオタープラ・・・ตำบลเขาท่าพระ
- タムボン・ハートターサオ・・・ตำบลหาดท่าเสา
- タムボン・タンマームーン・・・ตำบลธรรมามูล
- タムボン・スアホーク・・・ตำบลเสือโฮก
- タムボン・ナーンルー・・・ตำบลนางลือ
脚注
編集- ^ Ratanapañña Thera: The Sheaf of Garlands of the Epochs of the Conqueror, tr. N. A. Jayawickrama, London: Pali Text Society, 1968, p.123 ISBN 9780710088949
- ^ “พระราชกฤษฎีกาเปลี่ยนนามจังหวัด และอำเภอบางแห่ง พุทธศักราช ๒๔๘๑” (Thai). ราชกิจจานุเบกษา 55 (0 ก): 658. (14 พ.ย. 2481) .