チシャノキ (ムラサキ科)
チシャノキ(萵苣の木、学名: Ehretia acuminata[1])は、ムラサキ科チシャノキ属の落葉高木。
チシャノキ | |||||||||||||||||||||
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Ehretia acuminata
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Ehretia acuminata R.Br. | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Ehretia ovalifolia var. latifolia | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
チシャノキ(萵苣の木)、カキノキダマシ | |||||||||||||||||||||
変種 | |||||||||||||||||||||
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和名は、若葉の味がチシャに似ていることから[2]。また、樹皮や葉がカキノキに似ていることから、カキノキダマシともいう[3]。
特徴
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花期は6月から7月で、枝先に小さな白い花を多数つける[2]。
樹皮にタンニン、アラントイン、蔗糖(スクロース)を含む[4]。アラントインは地下部に多く、上に行くに従って減少し、葉には含まれない[4]。
分布
編集中国・四国・九州の西日本。琉球諸島、台湾、中国、インド、オーストラリア[2]。
福岡県と高知県には、国の天然記念物に指定されている大木がある。
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若葉
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葉
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樹皮
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花
脚注
編集参考文献
編集- 茂木透写真『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』高橋秀男・勝山輝男監修(改訂第3版)、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2003年、334-335頁。ISBN 4-635-07005-0。
- 小山鷹ニ「チシャノキ成分の研究」、『薬学雑誌』、73巻4号、1953年、411 - 412頁。
- ハリー・ウィリアディナタ (Harry Wiriadinata)「チシャノキ」、『週刊朝日百科 植物の世界』21(クマツヅラ ムラサキ)、2-282頁。
関連項目
編集外部リンク
編集- "Ehretia acuminata". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語).
- "Ehretia acuminata R. Brown" - Encyclopedia of Life
- 波田善夫. “チシャノキ”. 植物雑学事典. 岡山理科大学. 2011年7月4日閲覧。
- 文化庁. “太宰府神社のヒロハチシャノキ”. 国指定文化財等データベース. 2011年7月4日閲覧。
- 文化庁. “仁井田のヒロハチシャノキ”. 国指定文化財等データベース. 2011年7月4日閲覧。