チェルナヴォダ

ルーマニアの町

チェルナヴォダルーマニア語: Cernavodă)は、ルーマニアドブロジャ地方、コンスタンツァ県にある町。トルコ名はボアズキョイ(トルコ語: Boğazköy)である。人口は2万514人。

チェルナヴォダ
Skyline of チェルナヴォダ
チェルナヴォダの紋章
紋章
位置図
位置図
チェルナヴォダの位置(ルーマニア内)
チェルナヴォダ
チェルナヴォダ
位置図
北緯44度20分17秒 東経28度02分01秒 / 北緯44.33806度 東経28.03361度 / 44.33806; 28.03361座標: 北緯44度20分17秒 東経28度02分01秒 / 北緯44.33806度 東経28.03361度 / 44.33806; 28.03361
 ルーマニア
コンスタンツァ県
地位
政府
 • 町長 マリアナ・ミルチャ (社会民主党)
面積
 • 合計 46.69 km2
人口
(2005年)
 • 合計 19,890人
等時帯 UTC+2 (東ヨーロッパ時間)
 • 夏時間 UTC+3 (東ヨーロッパ夏時間)
ウェブサイト www.primaria-cernavoda.ro/

町の名はブルガリア語で「黒い水」を意味するチェルナ・ヴォダ(черна вода)からきている。

経済

編集

ドナウ川の港町である一方、2基のCANDU炉から成り、国内の電気出力の18%を担うチェルナヴォダ原子力発電所がある。カナダのアトミック・エナジー・オブ・カナダ・リミテッドとイタリアのアンサルードの合弁による2号機は、2007年11月に完全に稼動を開始した。

当地からアジジェア、ナヴォダリまで、1984年開通のドナウ・黒海運河が延びている。

郊外には多くのぶどう園があり、シャルドネ種のワインがつくられている。

歴史

編集

紀元前4世紀に古代ギリシャ人がダキア人との交易所として、アクシオポリスの名で建設した。オスマン帝国の支配下にあった1860年に、コンスタンツァとの間で鉄道が開通した。

脚注

編集

関連項目

編集