チェルスン
チェルスン(ノルウェー語: Tjeldsund、北部サーミ語: Dielddanuorri)は、ノルウェーのトロムス県にある自治体。行政の中心地であるホール村のほか、フェルダール、ラムスンなどの村落がある。域内にはノルウェー消防学校があるほか、ラムスンには海軍特殊作戦部隊の基地がある。
チェルスン Tjeldsund Dielddanuorri | |||
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夏のフェルダール(2005年6月) | |||
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位置 | |||
トロムス県の位置 | |||
チェルスンの位置 | |||
座標 : 北緯68度29分04秒 東経16度17分33秒 / 北緯68.48444度 東経16.29250度 | |||
行政 | |||
国 | ノルウェー | ||
県 | トロムス県 | ||
自治体 | チェルスン | ||
首長 | Helene Berg Nilsen (2019-) (労働党) | ||
地理 | |||
面積 | |||
自治体域 | 814.41 km2 | ||
陸上 | 774.66 km2 | ||
水面 | 39.75 km2 | ||
人口 | |||
人口 | (2024年現在) | ||
自治体域 | 4,281人 | ||
人口密度 | 5.3人/km2 | ||
その他 | |||
等時帯 | CET (UTC+1) | ||
夏時間 | CEST (UTC+2) | ||
公式ウェブサイト : www.tjeldsund.kommune.no/ |
1909年にロディンゲンからオフォーテン地域の一部が分離し設立された。1919年以降はヌールラン県に属していたが、2020年1月1日に隣接する旧トロムス県のSkånland自治体と越境合併し、新設されたトロムス・オ・フィンマルク県に移管された[1]。2024年1月1日にトロムス・オ・フィンマルク県は廃止され、トロムス県に移管された[2]。
北部サーミ語を公用語とする自治体のひとつで、ノルウェー語と併記する際は「北部サーミ語 - ノルウェー語」の順番で書かれる。自治体としての正式名称は Dielddanuorri suohkan – Tjeldsund kommune[3]。
基礎情報
編集地名
編集自治体はチェルド島とヒン島の間に横たわるチェルド海峡(チェルスンデット、Tjeldsundet)にちなみ名付けられた。海峡の名の初めの部分はチェルド島の古ノルド語名で、最後のsundは「海峡」を意味する。島の名はミヤコドリを意味するtjaldrという語が転訛したものと考えられている。
紋章
編集現在の紋章は1990年に国王の認可を得た。タウの十字架の形をしたT字は、チェルスン(Tjeldsund)のイニシャルを表している。
脚注
編集- ^ “Navn på nye kommuner”. ノルウェー政府 (2020年1月3日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “Nye fylkes- og kommunenummer fra 2024”. Regjeringen.no (2022年8月23日). 2024年7月20日閲覧。
- ^ “Stadnamn og offisielle språk i Noreg”. Kontakt (2024年1月3日). 2024年7月20日閲覧。