チェイス・ウィットリー

アメリカの野球選手 (1989 - )

チェイス・コールマン・ウィットリーChase Coleman Whitley, 1989年6月14日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州クリバーン郡ランバーン英語版出身の元プロ野球選手投手)。

チェイス・ウィットリー
Chase Whitley
ヤンキース時代(2015年5月9日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アラバマ州クリバーン郡ランバーン英語版
生年月日 (1989-06-14) 1989年6月14日(35歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト15巡目
初出場 2014年5月15日 ニューヨーク・メッツ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

編集

プロ入りとヤンキース時代

編集

2010年MLBドラフト15巡目(全体475位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプロデビュー。28試合に登板して4勝2敗15セーブ・防御率1.31・44奪三振の成績を残した。9月にA+級タンパ・ヤンキースへ昇格し、2試合に登板した。

2011年はまずA+級タンパでプレーし、23試合に登板して0勝1敗6セーブ・防御率1.68・40奪三振の成績を残した。6月にAA級トレントン・サンダーへ昇格。19試合に登板して勝4敗1セーブ・防御率3.38・37奪三振の成績を残した。

2012年はまずAA級トレントンで2試合に登板した後、4月にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースへ昇格。41試合(先発2試合)に登板して9勝5敗1セーブ・防御率3.25・66奪三振の成績を残した。

2013年はAAA級スクラントン・ウィルクスバリでプレーし、29試合(先発5試合)に登板して3勝2敗・防御率3.06・62奪三振の成績を残した。

2014年はAAA級スクラントン・ウィルクスバリで開幕を迎え、7試合に登板。3勝2敗・防御率2.39の成績で、5月15日にヤンキースとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。同日のニューヨーク・メッツ戦で先発起用されメジャーデビュー。4回2/3を2安打無失点2四球4奪三振に抑えた[2]

2015年は春先に田中将大が離脱した際、代役の1人として4試合に先発登板したが、5月14日に肘に痛みを発症し、最終的にはトミー・ジョン手術を受けることになった[3]。同年の最終成績は、1勝2敗・防御率4.19・5四球・16奪三振という内容だった。

レイズ時代

編集

2015年11月20日ウェイバー公示を経てタンパベイ・レイズへ移籍した[4]2016年2月18日に前年のトミー・ジョン手術のリハビリのため、60日間の故障者リストに入った[5]9月6日にメジャー昇格し、11日のヤンキース戦で復帰登板を果たした。最終的には5試合に登板し、うち1試合が先発登板。限られた登板機会ながら、いずれも自己ベストの防御率2.51・WHIP1.12・与四球率1.9・奪三振率9.4を記録。翌2017年は自己最多の41試合に登板した。

ブレーブス時代

編集

2017年12月1日にウェイバー公示を経てアトランタ・ブレーブスへ移籍した。

2018年は開幕から主に傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズでプレーし、8月18日に40人枠外となった[5]

詳細情報

編集

年度別投手成績

編集




















































W
H
I
P
2014 NYY 24 12 0 0 0 4 3 0 0 .571 330 75.2 94 10 18 0 4 60 2 0 44 44 5.23 1.48
2015 4 4 0 0 0 1 2 0 0 .333 84 19.1 20 3 5 0 2 16 2 0 9 9 4.19 1.29
2016 TB 5 1 0 0 0 0 0 0 3 ---- 61 14.1 13 2 3 0 0 15 0 0 7 4 2.51 1.12
2017 41 0 0 0 0 2 1 2 5 .667 238 57.1 48 4 16 2 3 43 2 0 29 26 4.08 1.12
2018 ATL 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 6 1.0 2 1 1 0 0 1 0 0 2 2 18.00 3.00
 通算:5年 75 17 0 0 0 7 6 2 8 .538 719 167.2 177 20 43 2 9 135 6 0 91 85 4.56 1.31

背番号

編集
  • 39(2014年 - 2015年)
  • 47(2016年 - 2017年)
  • 46(2018年)

脚注

編集
  1. ^ Bryan Hoch (2014年5月15日). “Beltran heads to DL with bone spur in elbow”. MLB.com. 2015年11月27日閲覧。
  2. ^ Scores for May 15, 2014”. ESPN (2014年6月15日). 2015年11月27日閲覧。
  3. ^ ウィットリーが右肘手術へ=米大リーグ・ヤンキース”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2015年5月19日). 2015年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月27日閲覧。
  4. ^ Bryan Hoch (2014年11月20日). “Yanks add Barbato, Davis, Gamel to 40-man”. MLB.com. 2015年11月27日閲覧。
  5. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2018年8月19日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集