ダーコ・ラヤコビッチ
ダーコ・ラヤコビッチ(Darko Rajaković, 1979年2月22日 - )は、セルビアのチャチャク出身のバスケットボール指導者。NBAのトロント・ラプターズでヘッドコーチを務めている。
トロント・ラプターズ HC | |
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役職 | ヘッドコーチ |
所属リーグ | NBA |
基本情報 | |
セルビア語 | Дарко Рајаковић |
国籍 | セルビア |
生年月日 | 1979年2月22日(45歳) |
出身地 |
ユーゴスラビア セルビア チャチャク |
キャリア情報 | |
指導者期間 | 1996年–現在 |
経歴 | |
コーチ時代: | |
1996–1998 | KKボラック (ユース) |
1999–2007 | KKツルヴェナ・ズヴェズダ (ユース) |
2009–2012 | エスパシオ・トレロドンズ |
2012–2014 | タルサ・66ers |
2014–2019 | オクラホマシティ・サンダー (アシスタント) |
2019–2020 | フェニックス・サンズ (アシスタント) |
2020–2023 | メンフィス・グリズリーズ (アシスタント) |
2023– | トロント・ラプターズ |
受賞歴 | |
アシスタントコーチ時代
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経歴
編集ユースコーチ時代
編集1996年に、16歳でセルビア・バスケットボールリーグのKKボラックのユースチームのヘッドコーチに就任した。1999年にはKKツルヴェナ・ズヴェズダのユースチームのヘッドコーチに就任し、8年間務めた[1]。2003年にはアリゾナ大学、2007年にはデューク大学を訪問し、マイク・シャシェフスキーらから指導法を学んだ。
また、2004年から2011年まで、NBAサマーリーグでサンアントニオ・スパーズのアシスタントコーチを務めていた。
Dリーグコーチ時代
編集2012年にNBADリーグのタルサ・66ersのヘッドコーチに就任した。Dリーグで北米以外の出身者がヘッドコーチを務めるのは史上初であった[2]。2年間で通算51勝49敗だった。
NBAコーチ時代
編集2014年7月5日にNBAのオクラホマシティ・サンダーのアシスタントコーチに就任し、ビクター・オラディポ、デニス・シュルーダーらを指導した[2]。
2019年6月26日にフェニックス・サンズのアシスタントコーチに就任した[3]。
2020年9月26日にメンフィス・グリズリーズのアシスタントコーチに就任した[4]。
2022年1月11日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦にて代理のヘッドコーチを務めた。NBAにおいてヨーロッパ出身の人物がヘッドコーチを務めるのは、同じセルビア出身のイゴール・ココスコフ以来、史上2人目であった[5]。
2023年6月23日にトロント・ラプターズのヘッドコーチに就任した[6]。
代表歴
編集脚注
編集- ^ Marinković, Bojan (2022年1月11日). “Darko Rajaković vodi Memfis kao glavni trener!” (セルビア語). Sportklub. 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b “Rajakovic Joins Thunder Coaching Staff” (英語). www.nba.com. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “Phoenix Suns announce complete coaching staff” (英語). NBA.com. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “Memphis Grizzlies add Darko Rajakovic as assistant coach” (英語). www.nba.com. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “RTS :: Košarka :: Srpski trener na čelu Memfisa, Darko Rajaković vodi Grizlije protiv Golden Stejta”. www.rts.rs. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “RAPTORS NAME DARKO RAJAKOVIĆ AS HEAD COACH” (英語). www.nba.com. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “Rajaković u stručnom štabu Srbije” (セルビア語). NOVOSTI. 2023年6月17日閲覧。