ダンマパーラ: Dhammapāla, 5世紀後半頃?[1])とは、上座部仏教の代表的な注釈者の一人。南インドのカーンチープラに生まれる[1]南インドの東南海岸地方、ナーガパッタナで修行する[2]パーリ語経典小部に含まれる7つの (『自説経』『如是語経』『天宮事経』『餓鬼事経』『長老偈経』『長老尼偈経』『所行蔵経』) に対する注釈 (アッタカター) である『パラマッタディーパニー』(Paramatthadīpanī) を残している[1]

また、ブッダゴーサの『清浄道論』(Visuddhimagga) に対する復注[注釈 1]である『パラマッタマンジューサー』(Paramatthamañjūsā) (別名『マハーティーカー』(Mahāṭīkā)) の著者としても知られる[2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『清浄道論』自体が注釈書として扱われるため。

出典

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関連項目

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