ダンジョンクエスト』は、コナミから発売された日本電子ゲームである。第1章『シオンの冒険』の発売は1998年11月。

概要

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ダンジョンクエストは、たまごっちに代表されるキーチェーンゲームの一種である。手のひらに収まる小サイズの筐体に、短いチェーンとフック型のロック金具を備える。また、筐体の背面にはジョイントと3極の接続端子があり、これを介して同シリーズの他の筐体とデータ通信できるのが大きな特徴である。

ゲーム内容は、ダンジョンを探索し、モンスターを仲間にし冒険するRPG(システムはローグライクゲーム)である。操作やシステムは携帯機向けにシェイプされ、また画面仕様に基づくビジュアル的な制限からも、比較的シンプルで手軽に遊べる。一方、ゲームオーバー=最初からやり直しというローグライク本来の媚びないシビアなルールや(ローグライクおよび不思議のダンジョンシリーズの初期のころの作品は死ぬとアイテムもLVも没収される)、使う/装備するまで正体の解らないアイテムとその解明、敵モンスターごとに設定された能力や行動パターンへの対応など、携帯ゲームでありながらもしっかりと手応え・歯応えのあるプレイが楽しめる。

全部で6つの章に分かれており、6種類のバージョンとしてそれぞれ次々に発売されていった。 各バージョンごとに違う人物を主人公とし、全く違う物語や冒険が展開されており、ゲームシステムも一部変更・追加されている。

商品

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  • 第1章『シオンの冒険』
  • 第2章『魔法使いエミル』
  • 第3章『エイジの修練』
  • 第4章『海賊キッドの宝探し』
  • 第5章『ディナの危険なお使い』
  • 第6章『光の戦士たち』
  • マザーベース

操作方法

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筐体下部にある7つのボタンで操作する。便宜上、左側に上下左右に配置された4つのボタンを方向キー、右側に並んだ3つのボタンを、方向キーに近い順からA、B、Cボタンと呼称する。

方向キー
  • キャラクターの移動(2つ同時押しで斜め方向に移動可)
Aボタン
  • 目の前のマスのモンスターを攻撃する
  • 目の前のマスの宝箱を開ける
  • 目の前のマスのトラップを解除する
  • 目の前2マス先にいるモンスターを遠隔武器で攻撃する(遠隔武器を持っている場合)
  • 何もせずに1ターン経過させる
Bボタン
  • 目の前を調べる
  • 目の前2マス先にモンスターがいる場合は、それを発見する
  • Bボタンを押しながら方向キーで、移動せずにその場で方向転換する(ターンを消費しない)
Cボタン
  • メニュー画面を表示する
  • メニュー画面はAボタンとCボタンで移動。Bボタンでキャンセル
  • さらに各メニュー画面で方向キーを押すとサブメニュー画面を表示する
その他の操作
  • ゲーム中にBC同時押し=ゲーム中断(時計画面へ)
  • 時計画面でCを押しながらA=ゲーム開始/再開
  • Bを押しながらA=サウンドOn/Off切替
  • ABC同時押し=AボタンとCボタンの動作を入れ替える

画面表示

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画面の上側に並んだアイコン。左から、

メニュー画面1
現在のHPを表示。
  • 上=レベルと経験値
  • 下=所持金額とランプオイル残量
  • 左右=攻撃力(ATC)、防御力(DEF)
メニュー画面2
現在いる階数とフロアマップを表示。
  • 上=遠隔武器の残弾数
  • 下=アイテムマーケット(通信交換)
  • 左=武器・指輪・防具・本の所持数
  • 右=宝石・卵・薬品・スペシャルアイテムの所持数
メニュー画面3
  • 上=武器の装備
  • 下=防具の装備
  • 左=指輪の装備
  • 右=卵を使う
メニュー画面4
  • 上=薬品を使う
  • 下=スペシャルアイテムを見る
  • 本を使う
  • 宝石を使う
メニュー画面5
対峙中のモンスターを表示。
  • モンスターを金で雇う
  • アイテムで雇う

画面の下側に並んだアイコン。左から、

  • ランプオイル残量警告
  • 毒状態
  • 混乱状態
  • 呪いアイテム装備状態
  • HP残量警告

関連項目

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