ダロア
ダロア(Daloa)は、コートジボワール南西部のサッサンドラ=マラウェ地方西部の高サッサンドラ州の州都。 2014年の人口は約31.9万人。 周辺にはカカオ生産地域が広がっており、カカオ生産・流通の中枢となっている。
ダロア Daloa | |
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北緯6度52分0秒 西経6度27分0秒 / 北緯6.86667度 西経6.45000度 | |
国 | コートジボワール |
地方 | サッサンドラ=マラウェ地方 |
州 | 高サッサンドラ州 |
面積 | |
• 合計 | 5,305 km2 |
人口 (2014年) | |
• 合計 | 319,427人 |
• 密度 | 60人/km2 |
等時帯 | UTC+0 (グリニッジ標準時) |
歴史
編集2002年~2004年、第一次コートジボワール内戦の中で何度も戦場になった。
2002年10月16日、政府軍がダロアを奪還し50人の市民を殺害した。 アムネスティ・インターナショナルはこれを「虐殺」と表現した。 コートジボワール愛国運動の軍服を着ていた者だけでなく、ムスリムで有ったり、マリやブルキナファソ、ギニア国籍という理由で殺害された者も居た。 コートジボワール政府は虐殺の調査を行ったが、政府軍に責任は無いという結論になった。 その後政府軍はダロアの支配を回復し、停戦ラインはダロアの街の北に引かれた。
2006年1月、大統領支持派の若者らの組織「若き愛国者」のメンバー300人がダロアの国際連合事務所を襲撃した。
2007年3月、ローラン・バグボ大統領とギヨーム・ソロ反乱軍指導者の間で、ワガドゥーグー平和協定が結ばれた。 彼らは人道に対する罪、戦争犯罪、経済犯罪に加担したが、罪は問われなかった。
姉妹都市
編集出身者
編集- ウスマン・ヴィエラ - コートジボワール代表サッカー選手