ダニエル・ミラー (バスケットボール)
ダニエル・ミラー(Daniel Miller, 1991年7月1日 - )は、アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手。コロラド州デンバー出身。現役時代のポジションはセンター。
引退 | |
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ポジション | C |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1991年7月1日(33歳) |
出身地 | コロラド州デンバー |
身長(現役時) | 211cm (6 ft 11 in) |
体重(現役時) | 125kg (276 lb) |
キャリア情報 | |
大学 | ジョージア工科大学 |
ドラフト | ドラフト外 |
経歴 | |
2014-2015 | オブラドイロCAB |
2015 | Akhisar Belediyespor |
2016 | Taranaki Mountainairs |
2016-2018 | レバンガ北海道 |
2018-2021 | 仙台89ERS |
2021-2022 | レバンガ北海道 |
2022-2022.8 | 西宮ストークス |
受賞歴 | |
Third-team All-ACC (2014) 2x ACC All-Defensive team (2013, 2014) | |
選手情報 B.LEAGUE.jp |
大学時代
編集NBA選手を多数輩出しているジョージア工科大学出身。大学4年間で平均8.0ポイント、6.5リバウンド、1.5アシスト、1.0スチール、2.3ブロックを記録。その他に、2・3年時にはACCカンファレンスのオールディフェンシブチームに選出。2013-14シーズンにはACCカンファレンスのサードチームにも選出された。
主にディフェンス面で活躍し、前述のオールディフェンシブに加え、チーム歴代8位の821リバウンドと、チーム歴代2位の286ブロックを記録。特にブロックショットはACCカンファレンスの歴代トップ5の記録である[注釈 1]。
プロキャリア
編集大学卒業後の2014年、ワシントン・ウィザーズの一員としてNBAサマーリーグに参戦。しかし、NBAチームとの契約までには至らなかった。
その後、欧州・オセアニアを経て、2016年にレバンガ北海道に加入。守備に加え、走力のあるセンターとして活躍し、平均13.8得点を記録。前半戦最下位に低迷していたチームを4位にまで導いた。
2017年も北海道でプレー。前半戦は、得点力に秀でたマーク・トラソリーニの加入もあり、ベンチからの出場が多かった。しかし後半戦からスターターとしての出場が多くなり、結果的にはチームの2年連続の残留に大きく貢献。シーズン終了後、契約満了により退団。
2018年よりB2の仙台でプレー。攻守の要として貢献し、B.LEAGUE開幕以降低迷していたチームの躍進させた。特に2019シーズンはスリーポイントを4本成功させるなどの活躍を収め[1]、B2東地区優勝に貢献した[注釈 2]。
2020年6月、仙台との契約を更新[2]。センターの選手としては最多在籍年数タイの3季目に突入。2020-21シーズンは1.4ブロックを記録し、ブロック王を受賞。チームのB2リーグ4位に貢献。シーズン終了後、北海道への復帰が発表された。
2022年7月14日、西宮ストークスへの加入が発表された[3]。しかし、契約締結後に現役引退の申し出を行い、8月30日に双方合意の上で契約を解除し現役を引退した[4][5]。
その他
編集大学のチームメイトに、元NBA・ミネソタ・ティンバーウルブズのマーカス・ジョージズ・ハントがいた。また元島根のロバート・カーターともチームメイトだった(カーターはその後、メリーランド大学へ転校)。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “ダニエル・ミラー | プレイヤースタッツ”. stats.basketballnavi.com. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “#5ダニエル・ミラー選手継続契約合意のお知らせ”. 仙台89ERS. 2020年7月13日閲覧。
- ^ 『#5 ダニエル・ミラー 選手 新規契約のご報告』(プレスリリース)公式サイト、2022年7月14日 。2022年7月14日閲覧。
- ^ 『#5 ダニエル・ミラー 選手 現役引退に伴う契約解除のお知らせ』(プレスリリース)公式サイト、2022年8月30日 。2022年8月30日閲覧。
- ^ “西宮ストークスがダニエル・ミラーと契約解除「本人より引退の申し出があったため」”. バスケットボールキング (2022年8月30日). 2022年8月30日閲覧。