ダニエル・ポンセデレオン

アメリカの野球選手 (1992-)

ダニエル・ポンセデレオンDaniel Ponce de Leon, 1992年1月16日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ラ・ミラダ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBシカゴ・ホワイトソックス傘下所属。

ダニエル・ポンセデレオン
Daniel Ponce de Leon
シカゴ・ホワイトソックス(マイナー)
セントルイス・カージナルス時代(2019年3月3日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡ラ・ミラダ
生年月日 (1992-01-16) 1992年1月16日(32歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト9巡目
初出場 2018年7月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入り前

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ラ・ミラダ高等学校英語版在学中の2010年MLBドラフト24巡目(全体731位)でタンパベイ・レイズから指名されたが契約を結ばず、アリゾナ大学に進学し大学野球に参加した[1]

アリゾナ大学初年度の2011年に3イニングだけ投げ、翌2012年サイプレス大学英語版に転校した。2012年はMLBドラフト38巡目(全体1162位)シンシナティ・レッズから指名されたがここでも契約を結ばず、翌2013年ヒューストン大学英語版へ転入した[2]

2013年はMLBドラフト14巡目(全体408位)でシカゴ・カブスから指名され契約を結んだが、身体検査で肘の神経に問題があるとされ、ヒューストン大学に戻ることにした。全米大学体育協会はヒューストン大学に戻ることはできないと判断し、ポンセデレオンはエンブリー・リドル航空大学へ転校した[3]

プロ入りとカージナルス時代

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2014年MLBドラフト9巡目(全体285位)でセントルイス・カージナルスから指名され、契約を結んだ[4]。契約後の6月20日にカージナルス傘下のA-級ステート・カレッジ・スパイクスでプロデビュー。この年はA-級で12登板(10先発)し、防御率2.44を記録した。

2015年はA級ピオリア・チーフスでシーズン開幕を迎え、13先発・防御率2.47を記録。7月にA+級パームビーチ・カージナルス英語版に昇格して、7登板(6先発)・防御率1.49を記録した。

2016年はAA級スプリングフィールド・カージナルスでシーズン開幕を迎え、27先発・防御率3.52を記録した。

2017年はAAA級メンフィス・レッドバーズでシーズン開幕を迎え、6先発・防御率2.17を記録した。同シーズン中最後の登板となった5月9日のアイオワ・カブスとの試合中、ビクター・カラティーニのライナー性の打球が頭部を直撃し、頭蓋骨骨折急性硬膜下血腫を受傷。緊急手術となり、2週間集中治療室で治療を行った[5][6]。手術から3週間後に退院したが、シーズンの残りは全休となった[7]

2018年スプリングトレーニングでケガから復帰し、チームに合流した。シーズン開幕はAAA級メンフィスで迎えた。6月11日にメジャー昇格を果たした[8]ものの、登板せずAAA級メンフィスに戻された。7月23日に再びメジャー昇格し、同日のレッズ戦でメジャー初登板・初先発。この試合では7.0回を投げて無安打・無失点の内容であったが、チームは9回に逆転負けとなり勝利投手とはならなかった[9]

2019年は13試合(うち先発8)、2020年は9試合(うち先発8)に登板し、それぞれ1勝を挙げた[10]

2021年は主にリリーフとして24試合に登板したが、防御率6点台と成績が悪化し、9月20日にDFAとなり、23日に自由契約となった[10]

エンゼルス傘下時代

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2022年1月24日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び[10]、スプリングトレーニングに招待選手として参加したが、4月3日に自由契約となった[10]

マリナーズ傘下時代

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2022年4月9日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[10]。開幕はAAA級タコマ・レイニアーズで迎え、16試合に先発登板したが、5勝8敗、防御率7.95という成績に終わり、7月17日に自由契約となった[10]

ナショナルズ傘下時代

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2022年7月22日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[10]。AAA級ロチェスター・レッドウィングスで7試合に先発登板し、1勝3敗、防御率5.65を記録した。9月5日に自由契約となった[10]

タイガース傘下時代

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2022年9月9日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[10]。AAA級トレド・マッドヘンズで3試合に先発登板し、3勝0敗、防御率1.69を記録した。11月10日にFAとなった[10]

ホワイトソックス傘下時代

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2023年4月12日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[10]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2018 STL 11 4 0 0 0 0 2 1 0 .000 132 33.0 24 2 13 0 1 31 0 0 10 10 2.73 1.12
2019 13 8 0 0 0 1 2 0 0 .333 203 48.2 36 6 26 3 2 52 2 0 21 20 3.70 1.27
2020 9 8 0 0 0 1 3 0 0 .250 143 32.2 23 8 20 0 2 45 0 0 18 18 4.96 1.32
2021 24 2 0 0 0 1 1 2 0 .500 158 33.1 32 5 22 1 5 24 2 0 24 23 6.21 1.62
MLB:4年 57 22 0 0 0 3 8 3 0 .273 636 147.2 115 21 81 4 10 152 4 0 73 71 4.33 1.33
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2018 STL 11 6 3 1 1 .900
2019 13 3 4 0 1 1.000
2020 9 4 1 0 0 1.000
2020 24 4 2 1 0 .857
MLB 57 17 10 2 2 .931
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

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  • 62(2018年 - 2020年)
  • 32(2021年)

脚注

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  1. ^ Post-Dispatch store. “BenFred: Poncedeleon finds home with Cards | Ben Frederickson”. stltoday.com. July 24, 2018閲覧。
  2. ^ Duarte, Joseph (June 9, 2013). “UH pitcher Poncedeleon signs contract with Cubs - Sports Update”. Blog.chron.com. July 24, 2018閲覧。
  3. ^ Halsted, Alex (May 24, 2018). “Poncedeleon drafted for fourth time as Cards pick righty”. MLB.com. July 24, 2018閲覧。
  4. ^ Hummel, Rick. “Cards take pitcher coming off elbow surgery | St. Louis Cardinals”. stltoday.com. July 24, 2018閲覧。
  5. ^ Sattell, Glenn (May 24, 2018). “Redbirds' Daniel Poncedeleon hit by line drive”. MLB.com. July 24, 2018閲覧。
  6. ^ Langosch, Jenifer. “Daniel Poncedeleon returning form brain injury”. MLB.com. July 24, 2018閲覧。
  7. ^ Post-Dispatch store (February 22, 2018). “Almost a year after frightening injury, Poncedeleon readies for 'just another game' | Derrick Goold: Bird Land”. stltoday.com. July 24, 2018閲覧。
  8. ^ AP (June 11, 2018). “Cardinals bring up Poncedeleon, send down Voit”. FOX Sports. July 24, 2018閲覧。
  9. ^ Trezza, Joe (July 23, 2018). “Poncedeleon throws 7 no-hit innings in debut”. MLB.com. July 24, 2018閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k MLB公式プロフィール参照。2023年4月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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