ダグ
北欧神話の神
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』10章で、次のように説明されている。
オーディンはヨトゥンヘイムに住むナルヴィという男の娘であるノートと、彼女の息子のダグを呼び、それぞれに馬車を与え世界を周り続けるように命じた。こうして昼と夜ができあがった。
スキンファクシ(「光のたてがみ」の意)という馬が引く馬車に乗り、12時間ごとに大地の上を通るように天を駆けるという。スキンファクシのたてがみが発する光が、地上を照らす。
『フンディング殺しのヘルギの歌 その二』
編集古エッダ「フンディング殺しのヘルギの歌 その二」(Helgakviða Hundingsbana II) では人間の英雄、シグルーンの弟、ヘグニ王の息子。義兄ヘルギ殺しの英雄。主神オーディンは彼に自身の槍を貸し与える。