ダイヤモンド・イン・パラダイス
『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(原題: After the Sunset)は、2004年に公開されたアメリカ映画。5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンが007シリーズ以後に出た最初の映画。
ダイヤモンド・イン・パラダイス | |
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After the Sunset | |
監督 | ブレット・ラトナー |
脚本 |
ポール・ズビゼウスキー クレイグ・ローゼンバーグ |
原案 | ポール・ズビゼウスキー |
製作 |
ボー・フリン ジェイ・スターン トリップ・ヴィンソン |
製作総指揮 |
ケント・オルターマン トビー・エメリッヒ キース・ゴールドバーグ パトリック・J・パーマー |
出演者 |
ピアース・ブロスナン サルマ・ハエック ウディ・ハレルソン ドン・チードル |
音楽 | ラロ・シフリン |
撮影 | ダンテ・スピノッティ |
編集 | マーク・ヘルフリッチ |
配給 |
ニュー・ライン・シネマ ギャガ |
公開 |
2004年11月12日 2006年2月25日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 6000万ドル[1] |
興行収入 |
$28,331,233[1] $61,347,797[1] |
ストーリー
編集FBI捜査官スタン(ウディ・ハレルソン)を翻弄してナポレオンが所有していたという3つのナポレオン・ダイヤモンドのうち2つを盗んだのを最後に泥棒を引退したマックス(ピアース・ブロスナン)とローラ(サルマ・ハエック)は、バハマのパラダイス・アイランドで平穏な暮らしを満喫していた。彼らを追うスタンは引退されると困るので、地元の女刑事ソフィー(ナオミ・ハリス)も仲間に巻き込み、島に停泊する豪華客船に3つめのダイヤが展示されている事をマックスに知らせる。パラダイス・アイランドを牛耳るギャングのボス、ムーア(ドン・チードル)もダイヤに興味を抱き、マックスにダイヤを盗むように要求する。足を洗うよう願うローラはもし盗んだなら永遠の別れを告げるとマックスに警告する。マックスは結局、ムーアをも騙して、ダイヤを盗む。ローラは別れを告げるが、マックスが彼女を追いかけてプロポーズし、2人のヨリは戻る。スタンは巧妙な罠を仕かけていて、ダイヤを横取りする…。
登場人物
編集- マックス・バデット
- 演 - ピアース・ブロスナン
- 泥棒。泥棒の仕事に生きがいを感じている。
- ローラ・シリロ
- 演 - サルマ・ハエック
- マックスの相棒で恋人でもある。マックスと幸せになることを考えている。
- スタン・ロイド
- 演 - ウディ・ハレルソン
- FBIの捜査官。長年、マックスを追いかけている。
- ヘンリー・ムーア
- 演 - ドン・チードル
- ギャングのボス。旧名はアンリ・モレー。
- ソフィー
- 演 - ナオミ・ハリス
- 女刑事。正義感が強い。
- ローディ・ファン
- 演 - クリス・ペン
- ロサンゼルス・レイダースのファン。
- スタッフォード
- 演 - ミケルティ・ウィリアムソン
- 捜査官。
- コワルスキー
- 演 - レックス・リン
- 捜査官。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
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ソフト版 | テレビ東京版 | ||
マックス・バデット | ピアース・ブロスナン | 横島亘 | 田中秀幸 |
ローラ・シリロ | サルマ・ハエック | 安藤麻吹 | 五十嵐麗 |
スタン・ロイド | ウディ・ハレルソン | 安原義人 | 江原正士 |
ヘンリー・ムーア | ドン・チードル | 落合弘治 | 山路和弘 |
ソフィー | ナオミ・ハリス | 花村さやか | 浅野まゆみ |
ローディ・ファン | クリス・ペン | 櫻井章喜 | かぬか光明 |
ルーク | トロイ・ギャリティ | 丸山壮史 | 勝杏里 |
ザカリアス(ベセル警部) | オッバ・ババタンデ | 浦山迅 | 佐々木梅治 |
スタッフォード捜査官 | ミケルティ・ウィリアムソン | 中村浩太郎 | 廣田行生 |
コワルスキー捜査官 | レックス・リン | 中博史 | |
その他 | — | ふくまつ進紗 園部好徳 重松朋 泉裕子 原田晃 |
乃村健次 後藤哲夫 斉藤次郎 斧アツシ よのひかり 東條加那子 山下亜矢香 樫井笙人 上田燿司 田中英樹 平松孝朗 高橋研二 |
演出 | 岩見純一 | 鍛治谷功 | |
翻訳 | 藤澤睦実 | 原口真由美 | |
調整 | 金谷和美 | ||
録音 | スタジオ・ユニ | ||
制作 | ACクリエイト | テレビ東京 ニュージャパンフィルム |
スタッフ
編集- 監督 - ブレット・ラトナー
- 製作 - ボー・フリン、ジェイ・スターン、トリップ・ヴィンソン
- 製作総指揮 - ケント・オルターマン、トビー・エメリッヒ、キース・ゴールドバーグ、パトリック・J・パーマー
- 原案 - ポール・ズビゼウスキー
- 脚本 - ポール・ズビゼウスキー、クレイグ・ローゼンバーグ
- 撮影 - ダンテ・スピノッティ
- プロダクションデザイン - ジェフリー・カークランド
- 衣装デザイン - リタ・ライアック
- 編集 - マーク・ヘルフリッチ
- 音楽 - ラロ・シフリン
その他
編集- テレビ東京系列で2009年11月11日に水曜シアター9で放送予定だったが、前日に死去した森繁久彌の追悼番組『おじいさんの台所』に差し替えられた。
- オープニングのバスケットの試合のシーンで、観客にエドワード・ノートン、ダイアン・キャノンがレイカーズの選手に拍手をするカメオ出演シーンがある。
- ホテルのマネージャー役でジョン・マイケル・ヒギンズが出演しているがノンクレジット扱いとなっている。
脚注
編集- ^ a b c “After the Sunset (2004)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年3月26日閲覧。