ターナー・スタジアム
ターナー・スタジアム(ヘブライ語: אצטדיון טרנר)は、イスラエルのベエルシェバにあるサッカースタジアムである。正式名称はヤコブ・ターナー・トト・スタジアム・ベエルシェバ(ヘブライ語: אצטדיון טוטו באר שבע ע"ש יעקב טרנר)。ヴァセルミル・スタジアムに代わるベエルシェバの新しいスタジアムとして建設された[1]。スタジアム名は元ベエルシェバ市長のヤコブ・ターナーに由来する[1][4]。
ターナー・スタジアム אצטדיון טרנר | |
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施設情報 | |
所在地 | ベエルシェバ |
位置 | 北緯31度16分 東経34度47分 / 北緯31.27度 東経34.78度座標: 北緯31度16分 東経34度47分 / 北緯31.27度 東経34.78度 |
起工 | 2011 |
開場 | 2015 |
所有者 | ベエルシェバ市[1] |
グラウンド | 天然芝 |
建設費 | 約2億5000万NIS[2] |
設計者 | GAB architects[1][3] |
使用チーム、大会 | |
ハポエル・ベエルシェバ (2015-) | |
収容人員 | |
16,126人[2] |
ハポエル・ベエルシェバがホームスタジアムとして使用する。
概要
編集当時、ベエルシェバ市長を務めていたヤコブ・ターナーによって決定された当初の建設計画では収容能力は32,000人だったが、建設費用が高額だったため、実行されなかった。新しく市長に就任したRuvik Danilovichの下で16,000人に削減され、2011年7月に建設が開始された。ヴァセルミル・スタジアム跡地の売却資金、トトの収益が建設費用に充てられる。[1]
スタジアムは収容能力3,000人のバスケットボールコートやトレーニング施設、ブティックホテル、プールなどを備えたスポーツ複合施設の一部である[1]。
スタジアムは2015年8月に完成した[1]。すべてのスタンドを屋根が覆っているスタジアムはイスラエルで2番目となる[2]。ハポエル・ベエルシェバが1959年から2015年までホームスタジアムとして使用したヴァセルミル・スタジアムの名前は、1943年にナチス・ドイツのマイダネク強制収容所で殺害された当時7歳のアーサー・ヴァセルミルに由来する[4]。ヴァセルミルの名前は新スタジアムでも南側スタンドの名前に使用された[4]。南側スタンドはULTRASOUTHと呼ばれる熱狂的なサポーターグループが陣取る場所である[2]。
2015年9月21日に行われたプレミアリーグ第4節のハポエル・ベエルシェバ対マッカビ・ハイファ戦で開場し、0-0で引き分けた[5]。2015-16シーズン最初のホームゲームだった第2節のマッカビ・テルアビブ戦はスタジアムの準備が間に合わず、代わりにテディ・スタジアムで行われていた[6]。
脚注
編集- ^ a b c d e f g “היסטוריה ובנייה”. אצטדיון טרנר. 2017年8月29日閲覧。
- ^ a b c d “על האצטדיון”. אצטדיון טרנר. 2017年8月29日閲覧。
- ^ “Be’er-Sheva Stadium – 16,000”. GAB architects. 2017年8月30日閲覧。
- ^ a b c “Beersheba cuts the ribbon on Israel’s newest soccer stadium”. エルサレム・ポスト (2015年9月17日). 2017年8月30日閲覧。
- ^ “Beersheba opens stadium with goalless deadlock”. エルサレム・ポスト (2015年9月22日). 2017年8月30日閲覧。
- ^ “Maccabi TA edges Beersheba thanks to Zahavi”. エルサレム・ポスト (2015年8月31日). 2017年8月30日閲覧。