タル (タル・ファーロウのアルバム)
タル・ファーロウのアルバム
『タル』(Tal)は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト、タル・ファーロウが1956年に録音・発表したスタジオ・アルバム。
『タル』 | ||||
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タル・ファーロウ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1956年3月 ニューヨーク[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァーヴ・レコード | |||
プロデュース | ノーマン・グランツ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
タル・ファーロウ アルバム 年表 | ||||
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背景
編集当初はノーグラン・レコード(ヴァーヴ・レコードのサブ・レーベル)からカタログ番号「MGN-1102」で発売される予定だったが、最終的にはヴァーヴからカタログ番号「MGV-8021」で発売された[1]。本作はファーロウ、エディ・コスタ、ヴィニー・バークのトリオ編成で録音され、1956年5月31日には、全く同じラインナップでアルバム『ザ・スウィンギング・ギター・オブ・タル・ファーロウ』が録音された[1]。
評価
編集Michael G. Nastosはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「彼の蜘蛛の如き指は、他の奏者には真似のできない手法でギターを弾きこなし、この身体能力を生かしたアプローチこそが、ファーロウと他のギタリストの差である」「輝かしい演奏と思慮深さによって、今なお不朽の名作であり続けており、メインストリーム・ジャズの熱心な愛好家のコレクションには定番となっている」と評している[2]。2022年には、uDiscoverMusicの企画「ベスト・ジャズ・ギター・アルバムス:必聴盤75」において39位となった[3]。
収録曲
編集- ロマンティックじゃない? - "Isn't It Romantic?" (Richard Rodgers, Lorenz Hart) - 10:15
- ゼア・イズ・ノー・グレイター・ラヴ - "There Is No Greater Love" (Isham Jones, Marty Symes) - 4:00
- ハウ・アバウト・ユー - "How About You?" (Burton Lane, Ralph Freed) - 6:06
- エニシング・ゴーズ - "Anything Goes" (Cole Porter) - 5:12
- イエスタデイズ - "Yesterdays" (Jerome Kern, Otto Harbach) - 5:56
- 恋の味を御存知ないのね - "You Don't Know What Love Is" (Gene de Paul, Don Raye) - 4:24
- チャックルズ - "Chuckles" (Clark Terry) - 5:00
- ブロードウェイ - "Broadway" (Billy Bird, Teddy McRae, Henri Woode) - 6:19
参加ミュージシャン
編集脚注
編集- ^ a b c “Tal Farlow Discography”. Jazz Discography Project. 2022年10月23日閲覧。
- ^ Nastos, Michael G. “Tal Farlow - Tal Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “Best Jazz Guitar Albums: 75 Essential Listens”. uDiscoverMusic (2022年7月18日). 2022年10月23日閲覧。