タヒチシギ(学名:Prosobonia leucoptera)は、チドリ目シギ科に属する鳥類の1種である。絶滅種。南太平洋フランスソシエテ諸島タヒチ島に生息していた。

タヒチシギ
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: タヒチシギ属 Prosobonia
: タヒチシギ
P. leucoptera
学名
Prosobonia leucoptera
和名
タヒチシギ
英名
Tahitian Sandpiper

全長15cmほど、体色は背中は褐色で、顎や腹は山吹色。山地の渓流で姿が見られたといい、1773年1777年に標本が採集されたが、現在残っているのは1体だけである。1777年以降見た者がなく、絶滅したと考えられている。原因については、特に乱獲されたという資料もなく、ヨーロッパ人によって移入されたブタに卵を食べられたことによるものとされている。