タバティエール銃
概要
編集タバティエール銃はイギリスのスナイドル銃と同様に、1864年に前装式ライフル銃(多くはミニエー銃)を後装式に改装して開発された。タバティエールはフランス語で「煙草入れ」の意味であるが、後装機構が煙草入れに似ていることから、その名が付けられた[1]。
ほとんどの改造は、普仏戦争前に完了した[1]。しかし、この時すでにボルトアクション式単発銃のシャスポー銃へと置き換えられつつあった。
短くした12ゲージのショットガン・シェルに似たセンターファイア式の薬莢を使用したが、弾道がシャスポー銃に劣っていると認識された。このため、主に2線級の部隊や防御用として使用された[1]。
モデル
編集- 1867年型タバティエール銃[2]
脚注
編集参考資料
編集- Stephen Shann: "French Army 1870-71 Franco-Prussian War: 2 Republican Troops", Osprey Publishing (July 25, 1991). ISBN 978-1855321359