タナメラ湾
タナメラ湾(タナメラわん、インドネシア語: Teluk Tanahmerah、英語: Tanahmerah Bay, Tanah Merah Bay)は、ニューギニア島北海岸に所在する湾。行政上はインドネシア・パプア州に属する。州都ジャヤプラ(旧名ホーランジア)の北西に位置する。
第二次世界大戦中、ホーランジア周辺地域は日本軍の拠点となっていた。1944年4月22日にアメリカ陸軍第24歩兵師団隷下の第19歩兵連隊、第21歩兵連隊が、オーストラリア海軍の重巡洋艦オーストラリア、シュロップシャー及びアメリカ海軍の軽巡洋艦フェニックス、ボイシ、ナッシュビルの艦砲射撃の支援の下[1][2]、守備が手薄だったタナメラ湾に上陸。なお、ダグラス・マッカーサー陸軍大将はナッシュビル艦上よりこの上陸戦を観戦した。ホーランジアの制圧後、この地域は連合国軍の基地となり、南西太平洋地域での戦闘やフィリピン奪還戦の後方拠点となった[3]。
関連項目
編集脚注
編集- ^ Kirby p420
- ^ Morison p47
- ^ Kent G. Budge. “The Pacific War Online Encyclopedia: Hollandia”. 11 November 2017閲覧。