タナカゲンゲLycodes tanakae、田中玄華)は、スズキ目ゲンゲ亜目ゲンゲ科に分類されるの一種。別名はババババアババチャンナンダキツネダラなど[1]

タナカゲンゲ
タナカゲンゲ Lycodes tanakae
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ゲンゲ亜目 Zoarcoidei
: ゲンゲ科 Zoarcidae
: マユガジ属 Lycodes
: タナカゲンゲ L. tanakae
学名
Lycodes tanakae
Jordan & Thompson, 1914
シノニム

Lycodes tanakai

tanakae は魚類学者の田中茂穂に由来するとされているが、田中自身は著書で「キツネダラ」としていた。

体色は褐色[2](灰褐色[3])。体長は約90cmから1mに達する[2][3]日本海オホーツク海に生息する[2]。小さな円鱗を持っているが、埋没してしまっているのが特徴[2]。食用魚であり、刺身鍋物などに調理される[2][3]

脚注

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  1. ^ タナカゲンゲ - 市場魚貝類図鑑
  2. ^ a b c d e 『新訂 原色魚類大圖鑑』北隆館 p.748(No.2990)2005年
  3. ^ a b c 北部市場お魚リスト(タ)”. 川崎市中央卸売市場食品衛生検査所. 2013年3月9日閲覧。