タカナタマメ
タカナタマメ(高鉈豆、学名:Canavalia cathartica)はマメ科ナタマメ属の常緑つる性草本。
タカナタマメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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タカナタマメの花
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Canavalia cathartica Thouars |
特徴
編集葉は3出複葉で小葉の長さは8–15 cm、小葉の先が急に尖ることが多い[1]。花はハマナタマメと同様に通常のマメ科の花と上下が逆で、旗弁が下になる。花色はハマナタマメよりやや濃い桃色。
分布と生育環境
編集トカラ列島、奄美大島、沖永良部島、与論島、沖縄諸島~先島諸島[1]。台湾、中国南部~インド、マレーシア、ポリネシア[2]。海岸近くや内陸の林縁にも生育し、5 m前後登る[1]。海岸林に生えるが海岸の砂浜には生えない[3]。鹿児島県準絶滅危惧種[4]。
脚注
編集- ^ a b c (大川 & 林 2016, p. 132)
- ^ (初島 1975, p. 321)
- ^ (初島 & 中島 1979, p. 224)
- ^ (鹿児島県 2015, p. 40)
参考文献
編集- 大川智史; 林将之『琉球の樹木』文一総合出版、2016年、132頁。
- 鹿児島県『鹿児島県の絶滅のおそれのある野生植物について』2015年、40頁 。2023年9月4日閲覧。
- 初島住彦『琉球植物誌(追加・訂正版)』1975年、321頁。
- 初島住彦; 中島邦雄『琉球の植物』1979年、224頁。
外部リンク
編集- タカナタマメ(高鉈豆) 野の花賛花 -自生の姿を追って-
- タカナタマメ 西表島植物図鑑
- タカナタマメ(高鉈豆) うちなー通信