タイガースネーク
タイガースネーク(学名:Notochis scutatus)は、コブラ科タイガースネーク属に分類されるヘビ。日本における特定動物。有毒。
タイガースネーク | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Notochis scutatus Peters, 1861 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
タイガースネーク | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Tiger Snake |
分布
編集オーストラリア(クイーンズランド州海岸からブンナ山脈、タスマニア州、ニューサウスウェールズ州のマリー川地方、ビクトリア州、南オーストラリア州南東部、カンガルー島)
形態
編集全長は100-180cmで、最大210cmにも達する。深緑のような灰褐色の地色に淡黄色の帯があり、虎の模様に似ている。
また、タスマニアのタイガースネークは本土のものと比べて模様が異なっており、最近までは別の種類の蛇だと思われていた。
毒
編集本種の持つ毒の人に対する致死量は0.6mgだが、タイガースネークは一咬みで26.2mgを注入する。この毒には出血毒と神経毒が両方含まれていて、咬まれた人の毒を吸い出す行為さえ危険とされる(但し、毒蛇に噛まれた傷から毒を吸い出す行為自体が危険な行為である。また、毒は元々たんぱく質なので飲み込む分には害はない)。追い詰めたり攻撃しなければ人間に対して攻撃することは殆どないが、咬まれた場合の致死率は未治療なら40〜60%と極めて高く、2-3時間で死に至る事もある。
危険な毒蛇が多く生息しているオーストラリアでは危険な毒蛇の順位付けが行われているが、タイガースネークはその第一位となっている。
生態
編集朽ちた倒木の中などに潜み、普段は昼間に活動するが、暑い夏の夜にも活動する場合がある。カエルやトカゲ、ひな鳥や小型の哺乳類を捕食する。