ソーダニッカ
ソーダニッカ株式会社は、苛性ソーダ・塩素酸ソーダ・過酸化水素など曹達工業薬品・製紙用薬品を中心に取り扱う専門商社である。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒103-8322 東京都中央区日本橋三丁目6番2号 |
設立 |
1947年(昭和22年)4月11日 (曹達商事株式会社) |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 9010001048574 |
事業内容 | 化学工業薬品等の売買 |
代表者 | 長洲 崇彦(代表取締役社長) |
資本金 | 37億6250万円 |
発行済株式総数 | 25,168,000株 |
売上高 |
連結:997億49百万円 単独:974億76百万円 (2020年3月期) |
総資産 |
連結:584億67百万円 単独:579億2百万円 (2020年3月31日) |
従業員数 |
連結:333人/単独:267人 (2020年3月31日) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(株) 5.04% (株)りそな銀行 4.87% AGC(株) 4.50% セントラル硝子(株) 4.50% (2020年3月31日現在) |
主要子会社 |
ソーダニッカビジネスサポート(株) 100% 曹達日化商貿(上海)有限公司100% |
外部リンク | http://www.sodanikka.co.jp/ |
もともとは戦前に誕生したソーダ製品の販売統制会社が源流であり、戦後の 1947年、当時の有力メンバーにより前身となる「曹達商事株式会社」が設立された。社名の「ソーダ」はナトリウムの化合物を指し、炭酸飲料であるソーダ水は取り扱っていない。また、「ニッカ」は1979年に合併した新日化産業に由来しており、ニッカウヰスキーとの関連はない。
1948年に苛性ソーダを積み出す専用鉄道タンク車を東洋レーヨン(現東レ)から3台導入、私有貨車として活用開始して以来、長らく鉄道タンク車を保有していた[1]。
主な取扱品目
編集沿革
編集- 1932年 - 晒粉販売株式会社、日本アンモニア法曹達販売株式会社設立
- 1942年 - 前記2社が合流して曹達工業薬品配給株式会社設立
- 1944年 - 曹達工業薬品統制株式会社に改組
- 1946年4月 - 曹達販売株式会社に改組(翌年3月解散)
- 1946年11月 - 曹達販売から分立して新日化産業株式会社設立
- 1947年4月 - 同じく曹達販売から分立して曹達商事株式会社設立(資本金18万円)※この年を設立年としている。
- 1947年 - 小樽出張所(現北海道支店)、名古屋出張所(現名古屋支店)開設
- 1948年 - 大阪出張所(現関西支社)、静岡出張所(現静岡営業所)開設
- 1953年 - 仙台営業所(現仙台支店)開設
- 1955年 - 小倉営業所(現福岡支店)開設、宇部営業所開設
- 1958年 - 高松連絡所(現高松支店)開設
- 1970年 - 曹達商事株式会社をソーダ商事株式会社に社名変更
- 1975年 - 苫小牧出張所(現苫小牧営業所)開設
- 1979年 - 新日化産業株式会社と合併、社名をソーダニッカ株式会社と改称
- 1986年 - 東京証券取引所市場第二部上場
- 1984年 - 仙台七ヶ浜ケミカルセンター開設
- 1986年 - 公募により資本金13億1,600万円に増資
- 1991年 - 東京証券取引所市場第一部指定替え
- 2003年 - 上海駐在員事務所開設
- 2006年 - 曹達日化商貿(上海)有限公司設立
- 2008年 - 9月16日本社移転(日本橋3-6-2 日本橋フロント)
- 2012年 - PT. SODA NIKKA INDONESIA設立
- 2014年 - SODA NIKKA VIETNAM CO., LTD.設立
歴代社長
編集- 石橋太郎
- 矢崎一郎
- 小倉英一
- 二井秀明
- 柳康洋
- 長洲崇彦
関係会社
編集- ソーダニッカビジネスサポート株式会社(連結子会社)
- 株式会社日本包装 (連結子会社)
- モリス株式会社(連結子会社)
- 株式会社日進 (連結子会社)
- 曹達日化商貿(上海)有限公司 (連結子会社)
- PT. SODA NIKKA INDONESIA (連結子会社)
- SODA NIKKA VIETNAM CO,. LTD. (連結子会社)
- 有限会社野津善助商店(連結子会社)
脚注
編集- ^ 同社公式サイト上の歴史・沿革項に旧社名「曹達商事株式会社」と当時の社章が入った国鉄タム5000形貨車の写真が掲載されている。