ソン・ヨルム
韓国のピアニスト
ソン・ヨルム(ラテン文字表記:Yeol Eum Son[1][2], 1986年5月2日 - )は韓国・原州市生まれの女性ピアニスト[3]。
ソン・ヨルム | |
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各種表記 | |
ハングル: | 손열음 |
漢字: | 孫悅音 |
発音: | ソン・ヨルム |
ローマ字: | Yeol Eum Son |
略歴
編集3歳からピアノを習い、1998年にデビュー。その後、キム・テジンに師事。韓国芸術総合学校を卒業し、ハノーファー音楽演劇大学に在籍していた。18歳の時、ショパンの練習曲(Op 10、Op 25)を全曲CD録音("Universal Music" )。これまでに、ソウル市立交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、NHK交響楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演している。
その後、DeccaからCDをリリースした[4]。ショパン国際コンクール2005の受賞者の中でメジャーデビューができた二人目(一人目はイム・ドンヒョク)のピアニストである。2021年現在は、Onyx Classics(イギリス[5])からCDをリリースしている[2]。
受賞歴
編集- 1997年 - 第3回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門最年少参加第2位
- 1999年 - 第3回オーバリン国際ピアノコンクール最年少優勝[6]
- 2001年 - 第7回エットリンゲン国際ピアノコンクール最年少優勝
- 2002年 - 第53回ヴィオッティ国際音楽コンクールピアノ部門最年少優勝[注釈 1]
- 2004年 - 第1回クムホ・ミュージシャン・アワード第1位[7]
- 2005年 - 第11回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第3位
- 2005年 - 浜松国際ピアノアカデミーコンクール第1位
- 2005年 - 第15回ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト[8]
- 2009年 - 第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第2位銀賞
- 2011年 - 第14回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第2位
脚注
編集注釈
編集- ^ 未だに破られていない。
出典
編集- ^ “The Official Website for Pianist Yeol Eum Son” (英語). ソン・ヨルム. 2021年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月20日閲覧。
- ^ a b “Artists - Yeol Eum Son” (英語). Onyx Classics. 2021年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月20日閲覧。
- ^ 外部リンク webcache.googleusercontent.com 4 Mar 2017 22:26:12 UTC閲覧。
- ^ “Modern Times” (英語). The Official Website for Pianist Yeol Eum Son. ソン・ヨルム (2018年1月26日). 2021年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月20日閲覧。
- ^ “Privacy policy” (英語). Onyx Classics. 2021年7月20日閲覧。
- ^ “1st PRIZE ($3,000) to Yeolum Son (13) of South Korea”. www.oberlin.edu. 2017年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月17日閲覧。
- ^ “Since 2004, KCF has run the Kumho Musician Award in order to reward promising Korean classical musicians under 30 years of age who have demonstrated outstanding achievement.”. www.kumhoarts.com. KCF. 2017年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月17日閲覧。
- ^ “Polonaise Fall 2005”. en:Chopin Foundation of the United States. 2021年12月4日閲覧。