ソユーズMS-06
ソユーズMS-06は国際宇宙ステーションに第53次長期滞在クルーを送り届けるために2017年9月13日に打ち上げられたソユーズ宇宙船である[1]。135機目のソユーズ宇宙船で、ロシア人のコマンダーとアメリカ人のフライトエンジニア2名の計3名が搭乗した[3]。軌道上に168日留まった後、2018年2月28日に帰還した[2]。
夜間に打ち上げられたソユーズMS-06 | |
運用者 | ロスコスモス |
---|---|
COSPAR ID | 2017-054A |
SATCAT № | 42937 |
任務期間 | 168日5時間13分58秒 |
特性 | |
宇宙機種別 | ソユーズMS 11F747 |
製造者 | RKKエネルギア |
乗員 | |
乗員数 | 3 |
乗員 | アレクサンドル・ミシュルキン マーク・T・ヴァンデハイ ジョセフ・アカバ |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2017年9月12日 21:17:02 UTC [1] |
ロケット | ソユーズFG |
打上げ場所 | バイコヌール宇宙基地 LC 1/5 |
任務終了 | |
着陸日 | 2018年2月28日 02:31 UTC [2] |
着陸地点 | カザフスタン |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ポイスク |
ドッキング(捕捉)日 | 2017年9月13日 02:55 UTC |
分離日 | 2018年2月27日 23:08 UTC |
dock時間 | 167日20時間13分 |
左からアカバ、ミシュルキン、ヴァンデハイ ソユーズ計画 (有人宇宙飛行) |
クルー
編集地位 | メンバー | |
---|---|---|
コマンダー | アレクサンドル・ミシュルキン, RSA 第53次長期滞在 2回目の宇宙飛行 | |
フライトエンジニア 1 | マーク・T・ヴァンデハイ, NASA 第53次長期滞在 1回目の宇宙飛行 | |
フライトエンジニア 2 | ジョセフ・アカバ, NASA 第53次長期滞在 3回目の宇宙飛行 |
Backup crew
編集地位[4] | メンバー | |
---|---|---|
コマンダー | アレクサンドル・スクボルソフ, RSA | |
フライトエンジニア 1 | スコット・ティングル, NASA | |
フライトエンジニア 2 | シャノン・ウォーカー, NASA |
映像外部リンク | |
---|---|
モスクワ上空を飛行するソユーズMS-06と国際宇宙ステーション (2017年9月13日). |
2017年にロシアが国際宇宙ステーションに派遣する宇宙飛行士の人数を削減することを決定したため、クルーの搭乗割が変更された[3]。このため、元々ソユーズMS-04に搭乗するはずだったアレクサンドル・ミシュルキンとマーク・T・ヴァンデハイがソユーズMS-06に搭乗することになった[3]。
参考文献
編集- ^ a b Pietrobon, Steven (5 February 2017). “Russian Launch Manifest”. 12 February 2017閲覧。
- ^ a b Bergin, Chris (27 February 2018). “Soyuz MS-06 returns three ISS crew members to Earth”. 28 February 2018閲覧。
- ^ a b c “NASA Updates 2017 International Space Station Crew Assignments”. NASA (15 November 2016). 22 November 2016閲覧。
- ^ “Manned Spaceflight Launch and Landing Schedule”. spacefacts. 22 November 2016閲覧。
- ウィキメディア・コモンズには、ソユーズMS-06に関するカテゴリがあります。