セス・チャンドラー
セス・チャンドラー(Seth Carlo Chandler, Jr.、1846年9月16日 – 1913年12月31日)はアメリカ合衆国の天文学者である。
セス・チャンドラー Seth Chandler | |
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生誕 |
1846年9月16日 USA,ボストン |
死没 |
1913年12月31日 USA,Wellesley, Massachusetts |
研究分野 | 天文学 |
研究機関 | ハーバード大学天文台 |
主な受賞歴 | 王立天文学会ゴールドメダル (1896) |
プロジェクト:人物伝 |
生涯
編集ボストンに生まれた[1]。高校の最終学年の時、ハーバード大学のベンジャミン・パースのもとで、計算に従事した。卒業後アメリカ政府沿岸調査局の経度部のベンジャミン・グールド所長の助手となり、グールドがアルゼンチンの国立天文台の所長になるために退職すると、チャンドラーも職を辞し、保険の仕事についたが、ハーバード大学天文台でアマチュア観測者として天文学の研究を続けた。
最も有名な業績は今日、チャンドラー・ウォブルとして知られる、地球自転軸の微小な振動に関するもので、30年間にわたって研究を行った。その他に変光星の分野などにも業績があり、新星、かんむり座T星の発見者のひとりである。光行差の測定精度の向上や、小天体の軌道要素の計算に貢献した。
1896年に王立天文学会ゴールドメダル、1894年にジェームズ・クレイグ・ワトソン・メダルを受賞した。
参考文献
編集- ^ Hockey, Thomas (2009). The Biographical Encyclopedia of Astronomers. Springer Publishing. ISBN 978-0-387-31022-0 August 22, 2012閲覧。
- "Latitude, How American Astronomers Solved the Mystery of Variation" by Bill Carter and Merri Sue Carter, Naval Institute Press, Annapolis, MD., 2002.