セサミストリート4-Dムービーマジック
セサミストリート 4-D ムービーマジック(英: Sesame Street 4-D Movie Magic)は、『セサミストリート』をテーマにしたシアター型アトラクションで、ユニバーサル・パークス&リゾーツおよびシーワールドの各施設で提供されている[1]。
セサミストリート 4-D ムービーマジック | |||||||||||||||
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アトラクションのエントランス | |||||||||||||||
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主なデータ | |||||||||||||||
種類 |
立体映画 4D技術 | ||||||||||||||
テーマ | セサミストリート | ||||||||||||||
ショーごとの収容数 | 324名(車イス、電動車イススペース4台 / ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) | ||||||||||||||
所要時間 | 約20分 | ||||||||||||||
協賛 | エディオン(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) | ||||||||||||||
チャイルドスイッチ | 利用可能(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) | ||||||||||||||
アシスティング‧ドック | 同伴可能(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) | ||||||||||||||
ウィッグ | 着用可能(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) | ||||||||||||||
車椅子に対応 | |||||||||||||||
クローズドキャプションに対応 |
存在するパーク
編集- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
- ハリウッド・エリアにあるシネマ4-Dシアターにて、2003年6月20日にオープンした。前身のアトラクションは、2002年11月4日にクローズした「ユニバーサル・スタジオ・モーション・ピクチャーマジック」である。座席を新調したほか、特殊効果装置を増設している[2]。
- シーワールド サン アントニオ
- 2011年にオープンした。前身のアトラクションは、同年にクローズした「パイレーツ 4-D」である。
過去に存在していたパーク
編集- ブッシュガーデン・ウィリアムズバーグ
- イングランドエリアで2009年春にオープンした。前身のアトラクションは、同年にクローズした「パイレーツ 4-D」である。しかし、同年中に再び「パイレーツ 4-D」が戻る形でクローズとなった。
- ブッシュガーデン・タンパベイ
- トンブクトゥエリアで2010年3月27日にオープンした[3]。前身のアトラクションは、同年にクローズした「パイレーツ 4-D」である。2013年以前にクローズし、再び「パイレーツ 4-D」が戻る形となった。
- シーワールド サンディエゴ
- 2008年にオープンした。前身のアトラクションは、2007年にクローズした「R.L.スタインのお化け灯台 4-D」である。2010年にクローズし、後続のアトラクションとして2011年に「マダガスカル・ライブ!オペレーション バケーション」がオープンした。
ストーリー
編集アトラクションは、ビッグバードが開始を告げ、セサミストリートの住人たちに挨拶を交わす場面から始まる。しかし、クッキーモンスターやバート、アーニーたちが元気をなくしていることに気づく。話を聞くと、映画を撮影しようとした矢先に映写機が故障してしまったという。その時、三輪車に乗ったエルモが登場し、映画製作には「想像力(イマジネーション)」が重要だと説き、イマジネーションを使って映画を完成させる計画を提案する。
その後、キャラクターたちはそれぞれのイマジネーションを膨らませていく。グローバーはカウボーイ、消防士、スーパーヒーローになった自分を想像し、バートとアーニーはサハラ砂漠、バスルーム、海底での冒険を思い描く。クッキーモンスターは「モンスタークッキー」と戦う勇敢な戦士を想像し、エルモの計画に否定的だったオスカーでさえ、ゴミでいっぱいのセサミストリートを思い描く。
しかしその時、突然雷雨が降り出し、イマジネーションが台無しになってしまったとエルモは嘆く。そんな彼をビッグバードたちが励まし、ゲストに協力を求めて晴れた日を想像するよう呼びかける。ゲストたちの力でセサミストリートは一変し、最後はイマジネーションのパーティーが盛大に繰り広げられる。
登場人物
編集- エルモ
- →詳細は「エルモ (セサミストリート)」を参照
- 深紅の体毛と大きなオレンジ色の鼻を持つ男の子のモンスター(マペットキャラクター)。作中では、映画製作には「想像力(イマジネーション)」が重要だと説き、イマジネーションを活用して映画を完成させる計画を提案する。
- ビッグバード
- →詳細は「ビッグバード (セサミストリート)」を参照
- 黄色い羽を持つ、身長約249cm(8フィート2インチ)の大型の鳥。鳥類としてはカナリアに分類される。作中では、アトラクションの開始を告げる役割を担う。
- クッキーモンスター
- →詳細は「クッキーモンスター」を参照
- 青い長い体毛を持ち、チョコチップクッキーのように塗られたライスケーキを好物とするモンスター(マペットキャラクター)。作中では、モンスタークッキーと戦う勇敢な戦士を想像する。
- バート
- →詳細は「バート (セサミストリート)」を参照
- 黄色い体毛を持つモンスター(マペットキャラクター)。作中では、アーニーと共にサハラ砂漠、バスルーム、海底での自分たちの姿を想像する。
- アーニー
- →詳細は「アーニー (セサミストリート)」を参照
- オレンジ色の体毛を持つモンスター(マペットキャラクター)。作中では、バートと共にサハラ砂漠、バスルーム、海底での自分たちの姿を想像する。
- グローバー
- →詳細は「グローバー (セサミストリート)」を参照
- 青い体毛を持つモンスター(マペットキャラクター)。作中では、カウボーイ、消防士、スーパーヒーローになった自分を想像する。
- オスカー
- ゴミ箱で暮らす緑色のモンスター(マペットキャラクター)。作中では、エルモの発案に否定的な態度を示しながら、ゴミにまみれたセサミストリートを想像する。
- テリー
- 紫色の体毛を持つモンスター(マペットキャラクター)。作中では、チキンスタントを披露するために張り切っている。
- ゾーイ
- オレンジ色の体毛を持ち、アクセサリーが大好きな女の子のモンスター(マペットキャラクター)。作中では、エルモが発案したイマジネーションのパーティーに参加する。
- カウント伯爵
- →詳細は「カウント伯爵」を参照
- ドラキュラをイメージして誕生した、数を数える役目を持つ紫色のモンスター(マペットキャラクター)。作中では、エルモが発案したイマジネーションのパーティーに参加する。
- プレーリー・ドーン
- →詳細は「プレーリー・ドーン」を参照
- ピンク色の体毛を持つ女の子のモンスター(マペットキャラクター)。作中では、エルモが発案したイマジネーションのパーティーに参加する。
キャスト
編集キャラクター | 声優 | |
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原語版 | 日本語吹替版 | |
エルモ | ケビン・クラッシュ | 落合弘治 |
バート | エリック・ジェイコブソン | |
グローバー | ||
ビッグバード | キャロル・スピニー(声)、マット・ヴォーゲル(演・歌) | 真殿光昭 |
アーニー | ジョン・タータグリア | |
クッキーモンスター | デヴィッド・ラッドマン | 大川透 |
オスカー | キャロル・スピニー | |
カウント伯爵 | ジェリー・ネルソン | |
ゾーイ | フラン・ブリル | 玉川紗己子 |
プレーリー・ドーン | ||
テリー | ジョーイ・マッツァリーノ | 玄田哲章 |
パークごとの差異
編集ユニバーサル・パークス&リゾーツ版とシーワールド版では、一部の演出が異なる。これは、本アトラクションがユニバーサル・スタジオ・ジャパン向けに制作されたことによるもので、シーワールド版では劇場の構造が変更され、日本語から英語への吹き替えが行われている。
シーワールド版ではプレショーがなく、メインショーの中に組み込まれている。そのため、3D映像が上映されるまでの最初の7分間は、ゲストがメガネをかけるタイミングを待つ形となる。また、プレショーの代わりに、シーワールド・パークス&エンターテイメントが運営する「セサミプレイス」のCMが、ゲストが退場する際に劇場のスクリーンで流れる。さらに、劇場の出口にはセサミプレイスのパンフレットが展示されている。
脚注
編集- ^ “セサミストリート 4-D ムービーマジック”. Universal Studios Japan. 2020年7月31日閲覧。
- ^ スタジオ・ガイド(2001年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン発行)
- ^ “Busch Gardens Tampa”. www.screamscape.com. 2020年9月29日閲覧。
外部リンク
編集- セサミストリート 4-D ムービーマジック - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン