スリヴェン州

ブルガリアの州

スリヴェン州(スリヴェンしゅう、ブルガリア語: Област Сливен, ラテン文字転写: Oblast Slivenトルコ語: İslimiye ili)は、ブルガリア南東部に位置する

スリヴェン州

Област Сливен
スリヴェン州の旗
 ブルガリア
州都 スリヴェン
基礎自治体 4
政府
 • 州知事 Chavdar Bozhourski
面積
 • 合計 3,544.1 km2
人口
(2022年12月)[2]
 • 合計 170,583人
 • 密度 48人/km2
等時帯 UTC+2 (EET)
 • 夏時間 UTC+3 (EEST)
ナンバープレート CH
ウェブサイト www.sliven.government.bg

基礎自治体

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スリヴェン州の基礎自治体

歴史

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この地にはトラキア人、ローマ人、古代ギリシャ人、スラヴ人などが住んだ。ローマ帝国の最初の集落トゥイダ(Tuida)は紀元前3世紀にこの地方に設置され、交易拠点となった。スリヴェンの街は1153年にアラブの交易商イドリースィーによって建立された。

住民

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州の人口はおよそ13万人で、2001年の調査によるとその11.2%がロマである。これは、ブルガリアの州としては最も高いロマ人口比率である。

自然

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スリヴェンは大山塊シニテ・カムニ(Сините Камъни、Sinite Kamyni、英訳:The Blue Rocks)のふもとに位置し、ミネラル泉源に非常に近い。スリヴェンはきれいな空気ときれいな水、暖かい冬と涼しい夏の街として知られている。

シニテ・カムニ国立自然公園

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スリヴェン州にはシニテ・カムニ国立自然公園がある。同地にはハルカタ(Харката、Halkata)と呼ばれ、伝説によると魔力を持つというアーチ状の奇岩がそびえ立ち、この地方のシンボルとなっている。この地には他にも数々の奇抜な自然の造形が見られるズメヴィ・ドゥプキ洞窟(Змееви Дупки、Zmeevi dupki)などもある。また太古の海岸が進化した森林もある。

自然公園のなかには多様な動植物相が見られ、1000種を超える植物、235種の無脊椎動物、8種の魚類、9種の両生類、9種の爬虫類、165種の鳥類、34種の哺乳類が生息している。

急峻な傾斜地が連なる山塊の標高は290メートルから1181メートルであり、ボラ(bora)と呼ばれる北・北北西からの風はこの地方に典型的なものである。自然公園には多くの川が流れ、多くの急流、淵、滝などの地形を形成している。

脚注

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外部リンク

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