スプリウス・ナウティウス・ルティルス (紀元前316年の執政官)
スプリウス・ナウティウス・ルティルス(ラテン語: Sprius Nautius Rutilus、生没年不詳)は紀元前4世紀の共和政ローマの政治家・軍人。紀元前316年に執政官(コンスル)を務めた。
スプリウス・ナウティウス・ルティルス Sp. Nautius Sp.f. Sp.n. Rutilus | |
---|---|
出生 | 不明 |
死没 | 不明 |
出身階級 | パトリキ |
氏族 | ナウティウス氏族 |
官職 | 執政官(紀元前316年) |
出自
編集パトリキ(貴族)であるナウティウス氏族の出身。父も祖父もプラエノーメン(第一名、個人名)はスプリウスである。紀元前287年の執政官ガイウス・ナウティウス・ルティルスは息子と思われる。
経歴
編集ルティルスは紀元前316年に執政官に就任。同僚執政官はプレブス(平民)のマルクス・ポピッリウス・ラエナスであった[1]。この年、サムニウムとの戦争のために独裁官(ディクタトル)ルキウス・アエミリウス・マメルキヌス・プリウェルナスが任命された[1]。このため、両執政官は戦場には赴かず、ローマに留まった[2]。
脚注
編集参考資料
編集関連項目
編集公職 | ||
---|---|---|
先代 クィントゥス・アエミリウス・バルブラ I ガイウス・ユニウス・ブブルクス・ブルトゥス I |
執政官 同僚:マルクス・ポピッリウス・ラエナス 紀元前316年 |
次代 ルキウス・パピリウス・クルソル IV クィントゥス・プブリリウス・ピロ IV |