スパ西浦モーターパーク

スパ西浦モーターパーク(スパにしうらモーターパーク)は、愛知県蒲郡市西浦町原山3番地・西浦温泉にあるサーキット。運営は伊藤レーシングサービス。公式略称はSNMP(Spa Nishiura Motor Park)である。

スパ西浦モーターパーク
概要
所在地 日本の旗 日本
愛知県蒲郡市西浦町原山3番地
座標 北緯34度46分29.17秒 東経137度11分11.45秒 / 北緯34.7747694度 東経137.1865139度 / 34.7747694; 137.1865139
運営会社 伊藤レーシングサービス株式会社
営業期間 2007年-
主なイベント Nishiura Championship(四輪)
Nishiura GP(二輪)
本コース
コース長 1561m
コーナー数 11
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概要

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2007年6月9日オープン。採石場の跡地に建設された[1]三河湾から突出した西浦半島三河湾国定公園内)に位置し、サーキットのすぐそばに海が広がる、全国でも珍しいシーサイドサーキットである[2]

日本自動車連盟(JAF)・日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の公認サーキットであり、四輪・二輪・カートで走行可能である。四輪タイムアタックイベントの「Nishiura Championship」や250ccの二輪車で争われるレースの「Nishiura GP」などがサーキット主催で開催されているほか[3]、2024年からは全日本ラリー選手権のRALLY 三河湾ラウンドのコースの一部としても利用されている。

施設内にはシャワー室やバリアフリートイレ、専有走行時のみ使用可能な応接室なども備える[4]

コース

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正回り・逆回り両方で使用可能である。

全長は1.561kmで、同じ愛知県内に存在するオートランド作手美浜サーキットモーターランド三河幸田サーキットYRP桐山等と比べると長い。ホームストレート長は416m[4]

コーナー数は11である。国内のサーキットでは珍しく、1コーナーが左コーナーとなる設定になっている。高低差は比較的少ないが、微妙にRの異なるコーナーが連続するテクニカルなコースである[2]。また、3コーナーの先に立体交差が存在する。

ホームストレート、ストレートエンドから立体交差へ続く第1~第3コーナーは、左にバンクした高速の区間であり、これにS字コーナー~ヘアピン~最終コーナーが続く。

コースレコード

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2008年2月16日から通常のフリー走行枠でのタイムが計測されており、車種別ラップタイムがSNMPのホームページ内で掲載されている[5]

利用方法・ライセンス

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二輪・四輪・カート・ミニバイクのフリー走行枠が設定されており、1時間毎に交替での利用となる。また、個人や団体が貸切り、走行会や練習会、大会などを開催することも可能である。

サーキットが実施するライセンス講習を受講すると、フレッシュマンライセンスを取得できる。フレッシュマンライセンスを取得の上で、フリー走行(正回り枠)を50分間以上(既に国内Bライセンス保持者は25分間以上)走行することによりJAF国内Aライセンスを、3時間以上走行することでMFJライセンスを取得できる[6]

国定公園内に属する為、愛知県や環境省との騒音取り決めで、走行車輌の騒音規制が厳しく設定されており、2025年現在は95dBとなっている[7]

所在地

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アクセス

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脚注

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  1. ^ スパ西浦モーターパーク1日に起工式 | 東日新聞”. www.tonichi.net. 2025年2月27日閲覧。
  2. ^ a b スパ西浦モーターパーク”. モータースポーツトップ. 2025年2月27日閲覧。
  3. ^ Nishiura GP/Nishiura Championship | スパ西浦モーターパーク”. www.itoracing.co.jp. 2025年2月27日閲覧。
  4. ^ a b コース/施設/設備 | スパ西浦モーターパーク”. www.itoracing.co.jp. 2025年2月27日閲覧。
  5. ^ ベストラップ | スパ西浦モーターパーク”. www.itoracing.co.jp. 2025年2月27日閲覧。
  6. ^ MFJ / JAFライセンス申請について | スパ西浦モーターパーク”. www.itoracing.co.jp. 2025年2月27日閲覧。
  7. ^ 料金表 | スパ西浦モーターパーク”. www.itoracing.co.jp. 2025年2月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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