スネークス・アンド・アローズ (ラッシュのアルバム)
『スネークス・アンド・アローズ』 (Snakes & Arrows) は、カナダ出身のロックバンド、ラッシュの18作目のスタジオ・アルバム。
『スネークス・アンド・アローズ』 | ||||
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ラッシュ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2006年10月~12月 | |||
ジャンル |
ロック プログレッシブ・ロック ハードロック | |||
時間 | ||||
プロデュース | ラッシュ, ニック・ラスクリネクツ | |||
ラッシュ アルバム 年表 | ||||
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ラッシュのアルバムでは最多となる3曲のインストゥルメンタルが収録されている。また、収録曲の多くは3/4拍子で作曲されている。共同プロデューサーにニック・ラスキュリネッツ(エヴァネッセンス、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、スキッド・ロウ)を迎えた。
「マリグナント・ナルシシズム」でグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた。
背景
編集トロントでツアー中だったデイビッド・ギルモア(ピンク・フロイド)と会い、アコースティック・ギターで作曲するようアドバイスを受けた[1][2]。
2006年1月にアルバムに向けた曲作りが開始された[3]。
2006年11月から12月にかけて、ニューヨーク州キャッツキル山地のトンチ山にあるグレン・トンチ内のアレア・スタジオで36日間にわたってレコーディングが行われた[4]。
アレックス・ライフソンはギャリソン・マンドラ、マンドリン、ブズーキ、ギブソン・ES-335、ギブソン・レスポール・ゴールドトップ、フェンダー・テレキャスターなどを使用している[5]。
ゲディ・リーはメインベースにフェンダー・ジャズ・モデル(1972年製)を使用し、ニック・ラスキュリネッツの強い要望により、ムーグ・タウルス・ベース・ペダルを「パワー・ウィンドウズ」(1985年)以来、最も多く使用している。
ニール・パートは「私は世界と痴話喧嘩をした」というロバート・フロストの墓碑銘に触発され、15年前に封印していた作詞のアイデアを使用した[6]。
楽曲
編集「ホープ」はアレックス・ライフソンがギャリソン・AG-400 12弦(DADAADチューニング)を用いて即興で演奏している。
「フェイスレス」や「グッド・ニュース・ファースト」などの曲ではメロトロンが使用されている。
収録曲
編集全作詞: ニール・パート、全作曲: アレックス・ライフソン & ゲディ・リー(注記ない場合)。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Far Cry」 | |
2. | 「Armor And Sword」 | |
3. | 「Workin' Them Angels」 | |
4. | 「The Larger Bowl (A Pantoum)」 | |
5. | 「Spindrift」 | |
6. | 「The Main Monkey Business」 | |
7. | 「The Way The Wind Blows」 | |
8. | 「Hope」(Music: Lifeson) | |
9. | 「Faithless」 | |
10. | 「Bravest Face」 | |
11. | 「Good News First」 | |
12. | 「Malignant Narcissism」 | |
13. | 「We Hold On」 |
チャート
編集Year | Chart | 最高順位 |
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2007 | Billboard 200 | 3[7] |
全英アルバムチャート | 13[8] |
脚注
編集- ^ “"Alex Lifeson: Rock's Gold Standard" - Guitar One, June 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “Pink Floyd news :: Brain Damage - Interesting "thanks" on new Rush album”. www.brain-damage.co.uk. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “"'The Drums of Snakes & Arrows' by Neil Peart" - Modern Drummer, August 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “"In The Studio With Rush" - Canadian Musician, Spring 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “"Alex Lifeson: Rock's Gold Standard" - Guitar One, June 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “"Neil Peart: Progressive Progress" - DRUM!, June 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “Snakes & Arrows chart position in the US”. Billboard. 2023年2月4日閲覧。
- ^ “Rush chart positions in the UK”. 2023年2月4日閲覧。